こんにちは、Dancing Shigekoです!
ウォーカーとの決着はどうなるか。
今回は漫画『Angel Heart エンジェル・ハート』第7巻を紹介します!
[内容]
ウォーカーによって香瑩と夢の関係に亀裂が入る。獠は静かに二人の関係を見守り、二人で解決させていた。
時流れて年末。イブに殺して欲しいと言う新しい依頼が入ってきた。依頼主は双子の兄福留裕介。獠は兄 裕介の話を聞いて弟 裕司も含めて殺すことをりょうしょうするのだった。
[感想]
シティハンターに新たな依頼が入ってくる一冊。
・夢と香瑩の末路
香瑩が父親を殺した本人だと知って夢が去っていく。夢は香瑩に復讐をしようと思うけれど、獠が割って入って、同じ思いをさせたいのなら、自分を殺すべきだと獠に銃を向けさせる。そういったひと騒動があって、ウォーカーは逮捕され、事件は解決。
夢は旅立っていく。その日に香瑩と仲直りをしている。
シティハンターのエピソードもこう言った感じで、まったりと終わっていくものもあっただろうか。描きたい部分は事件の解決なのか、事件の解決を通じて、香瑩が殺し屋から普通の女性になっていく様子を描きたいのか。
夢との関係よりも、香瑩と香の関係が強く感じられる終わり方だったところを見ると、後者なのかと思われる。
・新たな依頼は殺し
もう殺しはしない、と誓っているところに殺しの依頼が入る。しかも二人殺して欲しいと言われ、獠は依頼を受けている。どの時点で、最終的な作戦を考えたのか、獠は殺しを実行した。ように見せかけて、実は死んだことにして、裕司がもう狙われないようにした、というエピソード。
裕司と裕介の兄弟愛を描くエピソード。お互いを思う人間関係がいい。
・冴羽獠がおとなしく
シティハンターの頃に比べて冴羽獠が大人しくなったように思う。もっと獠が依頼人にちょっかい出す場面などが多かったものの、ここのところの獠はかなり控え目。福留兄弟の依頼には女性依頼人がいなかったからなのか?それでも裕介を知っている女性が出てきても、おとなしい。
だいぶ時が流れたのだと感じてしまう。作品のタイトル通り、香瑩と香が中心の作品というのを感じる展開が続く。
次はどんな依頼を受けるのか、獠がどんな影武者を演じるのか、楽しみが続く一巻だった。
読了日:2024年10月13日
皆様の感想もぜひお聞かせください!
それでは、また次回!
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