漫画『Angel Heart エンジェル・ハート』第17巻 未来は自分で!
- Dancing Shigeko
- 4月8日
- 読了時間: 2分

こんにちは、Dancing Shigekoです!
未来は変えられるのか。
今回は漫画『Angel Heart エンジェル・ハート』第17巻を紹介します!
[内容]
未来が見えるという麗子。信宏と香瑩は麗子が見た死ぬ運命の島津を助けるために必死に行動するのだった。
[感想]
未来を予知する麗子と、ミキの小学校生活を描く一巻。
・未来は変えられる
バック・トゥ・ザ・フューチャーでドクが、未来は自分で切り開くものなのだ、と言っていたのを思い出す。今回のエピソードも香瑩と信宏が島津の未来を変えるために必死。死ぬタイミングが明確になって、その日に行動を見張っている。それでも運命に引き寄せられるような感じで島津が予測現場にやってくる。
その彼を守ったのは信宏の無茶な行動。この出来事がきっかけで麗子はたとえ未来が見えたとしてもそれを変えることができるのだということを学んで、東京を離れる。
未来は変えられる、未来を知っていたら簡単に変えられそうな気がするけれど、運命というのは簡単には変えられない。それ相応の覚悟があって初めて変えられるのだというのを感じるエピソード。
・義父、海坊主が戸惑う
未来が見えるエピソードから一転、ミキの小学校ライフにエピソードがシフト。普通の生活を送っていたのだという発見。その生活の中で海坊主がいかに非日常的な存在か。入学式にいきなり目をつけられてしまって、居心地の悪い日々を送っている。
授業参観にも来ない方がいいと止められて、代わりに香瑩がいく始末。
海坊主はミキを引き取るのではなかったと悔やみ始めてみる。獠が言っていたけれど、獠も海坊主もすっかり親になっている。昔のように失うものは何もないという感じがすっかりなくなっている。歳をとってしまったのね、と強く感じる。
・他の親子よりも絆が強い
海坊主はミキが悲しい思いをしていることに責任を感じている。ところがミキは友達ができないことを悲しんでいるのではなく、みんなが海坊主を悪く言うのが嫌いと言っている。自分の唯一の父親が悪く言われるのを嫌がっている。なんと、優しい子供なのか、と海坊主同様に涙が流れ出てしまいそうなエピソード。
ミキと海坊主は他の親子よりもはるかに絆が強いのではないか、と感じる。
人を支え合う心が非常によく伝わってくる一巻だった。
読了日:2025年4月8日
前巻感想→こちら
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それでは、また次回!
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