漫画『Angel Heart エンジェル・ハート』第16巻 子供を守るために！

　こんにちは、Dancing Shigekoです！

　楊は何をしにきた？

　今回は漫画『Angel Heart エンジェル・ハート』第16巻を紹介します！

[内容]

　楊芳玉は恋人チェンから託されたウィルスのワクチンを作るために日本に来たと言う。研究者を集めて、彼らに作られせる。その計画を実行しようとしていると、何者かに研究者たちを誘拐されてしまうのだった。

[感想]

　楊芳玉の奔走が描かれる一巻。

・神がかり

　楊芳玉が現れて、何かめちゃくちゃ感が増した印象。お酒は浴びるほど飲むし、香が現れても動揺しないし、挙げ句の果てに、研究員たちが拘束されている場所が船上と分かるや、泳いで現地に向かう。かなりの距離あったはずなのに、ボートよりも先に船に辿り着いて、傭兵たちを薙ぎ倒している。

　何かあまりにもメチャクチャすぎて、ちょっとどうしてしまったの？という印象。もう少し、人並みよりもすごい程度で収まっていてくれたらいいのにと感じた。

・人は理解し合える

　楊芳玉がチェンと再会して、復讐をしている。その間に香瑩たちは研究者たちを逃がしている。その時、香瑩が楊芳玉のことを責めないでほしいという。彼女は世界の子供達を救いたい一心で、ワクチンが作りたかっただけなのだと、説き始める。その様子がマザーテレサみたい。

　香の心がそのように言わせているみたいなのだけれど、香ってそんなに大人だっただろうか？だいぶ世界観が変わっているような気がしてくる。

・予知能力者

　楊芳玉が去っていき、次に現れたのは予言者。未来が見えるという女性が現れる。その力を自分の結婚相手を探すために使っているという。未来が分からない男性を探しているのだと。獠の未来が見えなかったから、彼こそが自分の結婚相手と思って、獠に付き纏い始める。

　ところが獠がもっこりする未来を見てしまってげんなり。それは必ずやってくる未来ということなのか？

　いずれにしてもこの未来が見えるという力、もし自分にあったらどんな風に使うのだろうか。

　どんな結末が待ち構えているのか、麗子と獠の今後が気になる一巻だった。

　獠と麗子の結末はいかに？続きが気になる一巻だった。

　読了日：2025年4月2日

　前巻感想→こちら

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　それでは、また次回！