こんにちは、Dancing Shigekoです!
最近、優先的に鑑賞中。 今回は海外ドラマ『ライ・トウ・ミー 嘘は真実を語る』第9話を紹介します!
前回感想→こちら
[内容]
#9 虚構の崩壊
建設現場で崩落事故が起きる。生き埋めになっている三人の捜索を加速するためにカルが呼ばれていた。証言の中に嘘がないかを調べてほしいと言うものだった。そこにジリアンも合流して調査していく。すると三人を最後に見たと言う作業員、建築現場監督官、事故を起こした作業員などそれぞれ思惑が隠れていることが明らかになっていくのだった。
イーライはリアとIT企業の社長が婚約者が財産目当てだったのかを調べてほしいと言う。それで、イーライとリアは婚約者ダリアン・ドーソンの話を聞きにいくのだった。
[感想]
崩落現場で行方不明になっている作業員捜索に協力する一話。
<みな、何かを隠している>
・そこに嘘はあるのか
崩落現場にカルがやってくる。彼は嘘を見抜くプロだと言って紹介される。それを聞いた現場監督らが、誰か嘘をついているのか、と聞く。素直な反応。ドラマとは言え、やや強引な設定のような気がしてしまう。事故現場で嘘があると考えること自体がやや飛躍と感じずにはいられない。
調査を始めると、そこにはたくさんの嘘と隠し事があるのだけれど、それはドラマだからなのか。それとも世の中の事故というのは今回のエピソードのように何かしら都合の悪い事実が潜んでいるものなのだろうか。
・市の雇用のために
今回の崩落事故は、いろんな思惑が重なって発生したもの。病気を隠していて、その病気の影響でバーナーを落としてしまう作業員。メタンガスが発生していることを知っていても、検査をせずに工事を着手させる現場監督。その指示をした人物と。
いろんな思惑が重なり、事故。2名の死者も出す大事故。きちんと、皆がやるべきことをやっていたら、起きなくて済んだのかもしれないのに、と感じてしまった。
・何が大切なのか
IT企業の社長が婚約者との出会いに疑問を抱いている。自分の財産目当てだったのではないか、とそれを知るために、知り合う前から自分のことを知っていたかを調べてほしいという。
イーライが、調査結果を報告すると、婚約を解消することを考える。
お金を持っている人の感覚は分からないけれど、少なからず資産に興味を持って近づいてくる人はいるものだろうと思うし、それが問題かと言ったら、そうではないと思う。結局、それを踏まえた上で、相手をどう見るかだけのように感じてしまう。
というのはお金持ちの感覚を知らない人の僻みなのだろうか?
<変化が見える人物像>
・カルに異変
事故現場に到着した時、カルが少しばかり朦朧としている。幻影を見ているような、今自分がどこにいるのか分からないと言う気配を出している。
前回までにそんなダメージを受けるようなことはなかったように思うのだけれど、何が起きたのか。ちょっと気掛かりな展開。
・イーライの行動に疑問視
前回はジリアンの指示を無視して勝手に情報をリーク。
今回は婚約者の調査で、彼女が依頼者のことを社長と知っていたかどうかを調べると言うもので、はなから女性が知っていたに違いないと言い切る。そんな先入観を持って、実際に彼女の話を聞きにいって、知り合う前から知っていたと断言。どうもこの辺り、イーライの偏見が見られる。
彼はここの研究所に長くいられないのではないか、って感じてしまう。
それなのに、カルは分析をイーライにお願いしてくれ、と頼んでいるのだから、実力は認められているということだから、厄介な感じ。
<捜索は簡単には進まない>
・ビル建設現場の崩落事故
今回の舞台はビル建設現場。たくさんの作業員がいる中、崩落事故の捜索。そこには消防車も出動していて、捜索に当たっている。『シカゴ・ファイア』の一場面を思い出しそうな緊迫感。
ひたすら瓦礫をどかす作業が続く。さらには捜索犬が出てきて、行方不明な作業員の居場所を再度探す。
とにかく至る所が瓦礫。ビルが崩落すると、コンクリートが中心な物なのだろうか。救出が大変そう。一般の家屋だったら、木材が多いだろうから多少は早く救出ができそうだけれど、ビルは大変。
そんな状況を作り出さないようにする必要があるのだろうと感じてしまう。
事故の裏には都合の悪い事実があるものなのだろうか、と思う一話だった。
皆様の感想もぜひお聞かせください!
それでは、また次回!
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