こんにちは、Dancing Shigekoです!
だんだん面白くなってきた。
今回は海外ドラマ『ライ・トウ・ミー 嘘は真実を語る』第6話を紹介します!
前回感想→こちら
[内容]
#6 善意の罪人
サマンサ・バーチが誘拐された。両親から調べてほしいとカルに相談があり、ジリアンと調査にあたる。誘拐か、殺人か、それとも家出か?
その頃、ウガンダの平和活動家ファリーダが活動を紹介する本を出版しようとしている。彼女の活動内容に偽りがないか調べてほしいとのことでイーライとリアが調査にあたる。イーライは彼女の言動に嘘はないと言うものの、リアは何かが引っかかると言うのだった…
[感想]
少女を救い出すために調査を進めるカルを描く一話。
・両親の白黒をはっきりさせる
誘拐の調査をしてほしいと頼まれて、訪問してくるカル。真っ先に両親が嘘をついている事を見抜くために、サマンサを殺したのかと問いただす。相手が怒り始めても質問の手を緩めない。そしてじっと相手の表情の変化を眺めている。
その徹底した観察っぷりがプロって感じ。さらに絶対的な自信を感じる。相手がウソをついていたら必ず見破れると言う自負が見てとれる場面。自信のある人と言うのは見ていて、心強い。
・誘拐以外の可能性を探る
そして両親による殺害の可能性がなくなってからは誘拐、家出、どちらの可能性も加味して調べて行く。クラスメイトでサマンサにちょっかいを出していたとされる男の子の家を訪れては、相手の心理を見破るための質問をしていき、少しずつサマンサに近づいて行く。
言葉と表情の変化から、サマンサのリュックを持っている事を見破るなど、カルの見破り力が存分に発揮されて行く展開。
・人権活動を疑う
その頃、イーライはリアと組んで人権活動をしている女性がウソをついていないかを確認してほしいと言う出版社の依頼を受けて、話を聞きに行っている。
内容にウソがあったらレピュテーションが低下しかねないから出版の可否を判断したいと言う流れ。
出版社がいかに本を出版する際に神経質になっているのが伝わって来る。こうやって本は信頼度を上げているのだと感じる設定。
・デートを通じて気づいてしまう
ファリーダとのインタビューを通じて、また講演会を見ても彼女がウソをついているとの結論は出ない。イーライは問題なしとの結論にしようとしているのに、リアは反論。何か彼女は隠していると言う。
イーライはリアの過剰な反応に苛立ちを見せ、そしてファリーダとの博物館デートへと出掛けて行く。
ところがそこで彼女がウソをついていることに気づいてしまう。
イーライ、恋に騙されかかっていたのか?
・僅かな変化で事実を聞き出す
カルはサマンサの行方を調べ続けていて、彼女が街に現れることがある情報を入手。FBI捜査官の協力のもとサマンサを確保。何が起きたかを話そうとしないサマンサに、カルは何も言わなくていい。ただ自分の質問に耳を傾けていてほしいと言う。
いくつか質問をして行くとサマンサの表情に変化の起きる時がある。その変化を見て、これまでの情報を組み合わせて、カルはもう一人の女の子がどこにいるのかを見極める。この一連の調査力。
質問が上手。嘘を見抜くにも、相手が反応しなかったら意味がない。それをカルは実に効果的に質問を投げかけて行く。そのやりとりがすごい。
カルの実力が炸裂する一話だった。
皆様の感想もぜひお聞かせください!
それでは、また次回!
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