こんにちは、Dancing Shigekoです!
復活の51分署、穏やかな生活は送れるのか。
今回は海外ドラマ『シカゴ・ファイア シーズン5』第15話を紹介します!
[内容]
#15 悪夢の夜
ケリーが小児科の看護師のあきを聞いている。アナが働ける当てがないかを調べている。しかし空きはすでになくなったと聞かされて落胆している。
そんな中、フルトン通り1100への出動要請。多数の通報があり、総動員が必要な状況の予感。向かうとそこはディスコか何か若者がたくさん集まっていそうな場所。全員で生存者の救出へと向かう。
必死の捜索で可能な限り救助をしたが、それでもなお多くの犠牲を出す結果となった。51分署のメンバーは署に戻って沈黙するのだった。
[感想]
火災で多くの若者が犠牲になる1話。
・オーナーの責任
火災が起きた建物のオーナーが火災調査室の取り調べを受ける。その最中にも病院に搬送された人の死亡が伝えられ、被害者が増えていく。
現場にいなかったとは言え、きちんと防災のための建築にしていなかった責任が問われている。オーナー自身は譲り受けただけの建物ということでほとんど管理していなかった様子。
万が一が起きたら、大惨事になると分かっていても万が一が起きることはないと思っているから、管理が杜撰になる。
今回のエピソードは、実際の世の中に対して警鐘を鳴らしているのではないか、と思った。何かが起きてからでは手遅れ。しかし何かが起きるまで手をつけないものという現実を見せつけられたように思う。
・一瞬不安が過ぎる
火災現場で指揮をとっているボーデン。救助活動を続けるのは危険すぎる、という状況になり全員に退避を命じている。しかしそのタイミングで娘のレクシーがいるはずなんだと言って、アルが現れる。(彼が何者なのかはまったく記憶にないのだけれど)
ボーデンは仕方なく1分だけ救助の時間を確保することにして、ケリーと一緒に中へ入っていく。この場面を見ていて思う。ギリギリの一番危険なタイミングでボーデンが自ら入っていく。この展開は、ボーデンが被害に遭うという最悪の事態になるのでは、と予感がした。
今回は、そうはならなかったけれど、なんとなくこの先、ボーデンが火災現場で命を落とすのではないか、というのを予感する展開だった。
・スプリングフィールドには行けなくても
前回、ケリーは自分の住むべき場所、仕事をする場所はシカゴだと感じ、大隊長になる提案を断っていた。それでアナとの関係は終わったのだと思っていた。
ところが、アナをシカゴに呼ぼうという発想になったみたいで、今回、彼女の働き口を探し始めている。アナとの関係がまだ続きそうなのが意外。
さらに、意外だったのは、今回の大惨事で気持ちが沈んでいたケリーの前にアナが現れたこと。しかも単に現れたのではなく、実はケリーが求人の空き情報を確認していた病院に申し込んだのがアナだったという展開。
ケリーとアナ。この二人はこのまま良好な関係で進んでいくのか。ケリーがついに身を固めるのか。まさかそんな日が来るとは。果たして、この先、どうなるのか。
暗い事故の中にも微かな希望が残る一話だった。
前回感想→こちら
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それでは、また次回!
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