こんにちは、Dancing Shigkeoです!
もっとペースを上げていきたい。
今回は海外ドラマ『インスティンクトー異常犯罪捜査ー』第4話を紹介します!
前回感想 → こちら
[内容]
#4 過去に囚われて
地下鉄でガスによる無差別殺人が起きた。ニーダムは捜査を進めようとしていたがテロの可能性があったためFBIが担当する。ニーダムはディランとセントラルパークの回転木馬で爆破事故が起きる。捜査を進めていくが地下鉄の事件との関連性は見出せずにいた。やがてホテルの一室が燃える事件が起きる。そしてディランはその目的がモノを壊すことにあると考え、事件の真相に近づいていくのだった。
[感想]
連続殺人事件が意外な方向に展開していく一話。
・三つの事件がつながっていく
地下鉄、回転木馬、ホテルの一室、それぞれの現場の特徴を分析していくディラン。人が死んだのは偶然であって、本当の狙いがその場所、そのモノだったと見抜いていく。そこに秘められた過去の思い出があまりにも悲しい。
人が何か破壊的な行動を起こすのは、過去から引きずってきているものがあるのだと思わせる。さらに犯人がとった最後の行動。人を殺めてしまったことは許されないことではあるものの、犯人の心境、心に落ちた影を想像すると、心が痛くなる一話だった。
・ディランの父がやってくる
事件と並行してディラン、ニーダムの人間関係も描かれていく。
ディランは、父が地下鉄の事件の捜査に来ているのを知って、嫌悪感を示す。どうやら父とはうまく行っていない感じが滲み出る。自分の出した本を読んだかどうかも知らないとニーダムにはこぼす。知るのも怖いと。父に認められたいと思っている感じが伝わってくる。
そんな心境に応えるように、父が帰る時にディランに本の感想や、ciaでの仕事ぶりを
心から認めていることを伝えて去っていく。ディランは長年、胸につっかえていたものが取れたような表情になる。
この二人の関係、人間関係が再び築き上げられていく瞬間というのはいいものだと感じた。
・ブルックリン橋を見下ろすビルの屋上
ディランは犯人の居場所を予測してビルの上に向かう。そしてそこで、予想通り犯人を見つける。ブルックリン橋を爆破しようとしている犯人を必死に説得する。
と言った場面がある。その時に背景に見えているブルックリン橋。結構、年季の入った様子が印象的。この辺りでは普段から利用しているであろうその橋を爆破しようとしている犯人。そんな残念な場面は見たくないと思いながら、ディランと犯人との会話を見守っていた。
・一番印象に残ったのは…
警部補が何か取り込み中だと、部下たちが不安そうに警部補の部屋を見ている。そしてニーダムに、二人は友達だろうから、ちょっと様子を見てこいと言う。それでニーダムが入っていくと、ウェディングドレスを試着していた。ブラインドをおろしていた理由は実はそう言うことだったと言うオチ。職場でドレスの試着というのが、公私混同?が過ぎると感じてしまった。
・自分ならその時…
セントラルパークで目撃証言をしてくれていた人たちがいる。ニーダムは一通り話を聞いて、彼らを帰す。しかし、ここは最低限連絡先くらいは聞いておくモノなのではないかと思ってしまった。それとも、そう言った捜査の基本情報的な部分は描かれていないだけで、ちゃんと聞いていたのだろうか。なんとなくその時に証言してくれていた人物に怪しさを感じる部分があったので、帰してしまう行動が驚きだった。
ニューヨーク市長がマスコミ対応をよくしている一話だった。
皆様の感想も是非お聞かせください!
それでは、また次回!
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