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海外ドラマ『イコライザー』第6話 弱者を守るロビン

執筆者の写真: Dancing ShigekoDancing Shigeko

 こんにちは、Dancing Shigekoです!


 次はどんな事件を解決するのか。

 今回は海外ドラマ『イコライザー』を第6話を紹介します!

 前回感想→こちら

[内容]

#6 沈黙の代償

 娘マヤの様子がおかしいから調べてほしいと父ジョセフの依頼をロビンは受けた。早速、マヤと話をしたロビンは彼女が無理に何もないと言っているのを感じ取る。ロビンはメロディとハリーに状況を説明して、調査を始める。マヤの大学の友人に聞き込み、野球部キャプテンのジェイクが話に出てくる。彼はマヤに91の苦痛という名でメッセージは送ったけれど、電話はしていないという。

 調べていくと元警察官のゼブ・ペトルスがマヤを尾行していることが発覚。そこから徐々に情報を集めていき、市長候補の側近イライジャがレイプをもみ消していることが発覚するのだった。

 その頃、デライラはボランティアで知り合ったニッキーと遊びたいとロビンに相談するが、ニッキーが服役していたことを知り、ロビンは嫌悪を示す。それでデライラはこっそり一緒に出かけるのだが、不法侵入でニッキーが捕まってしまうのだった。


[感想]

 ロビンが弱者のために突き進む一話。

<お金と権力とで>

・政治家を輩出していくその裏で

 今回のレイプ犯イライジャ。その立場を使って、女性に乱暴をして、駆け上って行きたかったら黙っておけと契約書を交わす。レイプを黙っておくことを契約書で取り交わすあたりはアメリカらしいと思ってしまう部分もあるけれど、そういう被害に遭っても、訴えることができない状態に追い込まれる女性たち。

 こう言うのを見ると女性が弱い立場にあると感じてしまう。もっと守られるような仕組みがあるべきだと感じてしまう。

 被害にあったことを訴えづらいと言う事実も彼女たちを苦しめるのだろうと思うと、卑劣なことをする人たちが野放しになっているという事実も許し難い。

 現実社会の闇を強く感じてしまう展開だった。


<政治は意外と身近?>

・市長候補のインターンシップで仕事をするマヤ 

 今回の被害者の一人マヤ。彼女は市長選で戦っている女性候補の選挙活動にボランティアで手伝っていたという。そこでイライジャに持ち上げられて、もしかしたら自分も将来出世できるかもしれないと期待したのだと。

 こうやって政治にボランティアで関わっていけるものなのだというのが意外。自分にとって選挙活動というのは遠い活動に思えるだけに、もしかして日本でも選挙時に申し出たら、ボランティアを受け付けてくれるのかもしれない?などと思った。


<ニューヨークを舞台に>

・夜のマンハッタン

 ドラマが始まって、最初に夜のマンハッタンが映し出される。その後、翌朝のマンハッタンも映し出される。

 遠くから全体が見える様子がいい。ただ摩天楼という印象が少しばかり薄くなったようにも感じる。気のせいだろうか。


・ショッピングモールの駐車場

 マンハッタンが映し出された後、悲壮感あふれる女性マヤが車に乗っている様子が映し出される。そこはショッピングモールの駐車場。(アメリカのショッピングモールは2階建くらいのひろーいスーパーという感じ)

 そして車を一気に加速させて壁に向かって走っていく。そのシーンが少しばかり『バック・トゥ・ザ・フューチャー』の場面を思わせる。ショッピングモールの駐車場というのは夜中にスピードを出して、車を走らせるのに最適な場所ということだろうか。


 弱者を守りつつも、娘との絆も深めていくロビンの奮闘が印象的な一羽だった。

 皆様の感想もぜひお聞かせください!

 それでは、また次回!



 
 
 

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