こんにちは、Dancing Shigekoです!
ハリーが戻って次はどんな事件が待っている?
今回は海外ドラマ『イコライザー シーズン2』を第9話を紹介します!
前回感想→こちら
[内容]
#9 父の自白
ロビンはラッパーの妻デイードラ・ブラックマンから依頼がある。夫ジレンマはドレビッズを殺したと自白しているがそれが嘘だという。その理由はシドスレイの曲の中に警察が公表していない事件の詳細の描写があるからだという。
ロビンはジレンマをはじめ、過去の関係者に話を聞いていき、真相を明らかにしていくのだった。
[感想]
自白して刑務所にいる男を助け出すために調査を行うロビンを描く。
<誰を庇っているのか>
・1年経って明かされる
ジレンマがドレビッズを撃ったと自供して刑務所に入っている。しかし、それは違うと確信する妻。そのきっかけが事件のことを細かく描写したラップ曲が公表されたこと。その歌詞を聴くと、自供とも思えるような内容になっている。なんで実際にあった事件を事細かに描写したラップを作るのか、と突っ込みたくなる部分もあるし、その曲を聴いて自分の夫の事件のことだと思う展開もやや飛躍しているように思うけれど、そういった背景設定は受け入れてみる。
ジレンマがなぜ嘘をついて、刑務所生活を送っているのか。その理由を探り出すためにロビンがいろいろと聞き込みをしていく。自らの人生を棒にしてまで服役する。誰のために?そこまでしたい相手って誰?と考えたら、もしかしたら、いろいろと調べなくても分かったのかも、と思う理由だったのだけれど、いろんな事実から組み立てていって、真実に辿り着くロビンの洞察力は今回も光るものがあった。
<衝突は必要>
・ハリーとメロディが協力?
調査を進めていく上で情報収集は欠かせない。しかしハリーはパソコンを触ることを禁止されている。最初のうちは愚直にその約束を守ろうとメロディがパソコンを操作している。その操作の不手際さが気になるのか、横からハリーが口を挟んできている。そんな展開が続いていたのだと思われる。夫婦仲が崩壊しそうといったのはハリーだったか。
結局、ハリーが隠れてパソコンを操作する展開になっている。自分で手を動かすのと、誰かに手を動かしてもらうのとでは、やはり勝手が違うのだろう。
将来的には、メロディにも手を動かしてもらうことで、手分けできるようになるとも思うけれど、そういう形は目指していないと言うことかな。
・デライラに春が来た?
ロビンが事件調査に外出している頃、家ではデライラがひとつ上の男子生徒を家に連れてきていた。そこをヴァイに目撃されて、中に招き入れる形になる。その学生の影響でデライラは大学に行かないと言う選択肢もあるかもと考え始めたのだと分かる。
デライラが、大学には行った方がいいのではないか、とその後、彼に意見をぶつけてみると完全に意見がぶつかり合ってしまって険悪な感じになってしまう。それでデライラは少し落ち込んでしまう。ところが、彼から今度映画でも見に行こうと誘われて、再び笑顔に戻る。こちらは順調に恋愛が成就しそうな予感。
ロビンだけではなく、この家族模様でも少しずつ変化があるのが面白い。
<撮影スタジオへ>
・ラップの撮影現場
今回はラッパーが中心人物だったため、よくスタジオが登場する。中でもジレンマが対立していた側のアーティストが撮影しているところにロビンが訪れた時は印象的。カメラに向かって歌っている男。その様子が映像越しには既に合成されていて、炎がバックになっている。
カメラに向かって歌うと言う様子も、側から見ていたら、よくできるなぁと思ってしまう。どんな心境で歌っているのだろうと想像してしまう。それに加え、背景に何もない環境で歌っているのに、映像の中では炎に包まれている。そう言うイメージを持ちながら歌っているのだろうか。その辺りの心境は自分の想像を超えるものなのだろう、と思う。だからこそインタビューというのが必要になるのかもしれない。
1年経っても事件の真相にたどり着くあたりは、さすがと思う一話だった。
皆様の感想もぜひお聞かせください!
それでは、また次回!
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