こんにちは、Dancing Shigekoです!
感情がどう動いているのか。
今回は書籍『感情の問題地図』を紹介します!
[基本情報]
著者:関屋裕希
出版社:技術評論社
出版年:2018年
ページ数:173ページ
[内容]
怒り、悲しみ、落ち込み、不安について説明する。
[感想]
感情を知ることから始めようと思う一冊。
・怒りを感じる理由
大事なものを傷つけられている時に、怒りを感じるのだと。大事なものには、夢や理想、仕事、周囲からの評価、才能・能力、時間、関係、健康、価値観、結果・成果などが挙げられる。
なぜ怒りを感じたか、このどれを傷つけられたのかを特定することで冷静さを取り戻すきっかけになる。
・「べき」思考からの脱却
~すべき、と考えることが少なからずある。その時に、その内容が、職場(あるいは家庭)で共通で通じることなのか、チーム(家族)に役立つものか、の2点を考えることが大切だという。この二つの発想は、これまで明確に言葉にできるほどのものを持っていなかった。今後のいい発想になる。
・感情とは
感情には何か理由がある。怒りを感じる時、悲しみを感じる時(悲しみは怒りを感じる時の反対、上記のものが失われた時に感じる)、不安は将来の曖昧なことに対するもの、恐怖は今現在の明確なものに対して感じる感情、落ち込みを感じる時など、それぞれに感情の背景がある。
その背景を理解することで、解消方法が明確になってくる。
今、どんな感情でその理由を探る、そこから始めようと思う一冊だった。
読了日:2025年1月23日
皆様の感想もぜひお聞かせください!
それでは、また次回!
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