こんにちは、Dancing Shigekoです!
プロジェクトマネジメントとは?
今回は書籍『プロジェクトマネジメントの基本が全部わかる本』を紹介します!
[基本情報]
著者:橋本将功
出版社:翔泳社
出版年:2022年
ページ数:271ページ
[内容]
プロジェクトマネジメントの段取りをプロジェクトマネジメント、タスクマネジメント、計画、見積もり、要件定義、設計、テストなどの順で紹介する。
[感想]
プロジェクトマネジメントの全工程のイメージが持てる一冊。
・ステップごとに読み返し
プロジェクトマネジメントとは何か、タスクマネジメントとは何か、などの説明と、実際に行っていく時のステップが詳細に説明されている。プロジェクトというのは、基本的には長い期間で行うものがほとんどで、この一冊を一気に読み進めるというよりは、ステップごとに本書を参照していくのが良いのではないか、と思う構成。
最初から最後までのステップが章立てで分かれているため、参照する場所は検索しやすく、いい参考になると感じた。
・マネジメントと管理
プロジェクト管理とプロジェクトマネジメント、タスク管理とタスクマネジメント。同じではないですよ、と説明されている。管理=ちゃんと進んでいますか?どうなっていますかを確認するに留まる。一方、マネジメントは順調に進むために次に打っておく手が何かまで考えて、進めていく。
この差は大きい。よくタスク管理、プロジェクト管理という言葉を職場でも耳にするけれど、これからはプロジェクトマネジメント、タスクマネジメントという表現に変えていこうと思った。
・計画の見積もり
ガントチャートとクリティカルチェーン、両方で計画を立てる。そしてリソースとしてはきちんと自分の範疇を見積もる人をアサインする。仕事の見積もりを依頼して、しようとしないのは、無責任、経験不足などいろんな要素が考えられる。言えることは要注意時リソースということになる。
リソースの調整は難しいと考えた時に、その特性を知った上で業務を進めるのが大切と思った。
これまで業務で取り組んできたプロジェクトマネジメントを見直すいい機会になる一冊だった。
読了日:2024年10月20日
皆様の感想もぜひお聞かせください!
それでは、また次回!
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