こんにちは、Dancing Shigekoです!
小説の書き方をキーワードで借りたはずが…
今回は書籍『65歳になったら書いておくエンディング・ラブレター』を紹介します!
[基本情報]
著者:市川弘美
出版社:すばる舎
出版年:2022年
ページ数:187ページ
[内容]
人生の最後、遺される人に書く手紙を紹介。
[感想]
いつでもこのことは意識しておいた方がいいと感じる一冊。
・言葉で残すことが大切
何もわざわざ手紙にしなくても、と思う人はいるだろうか。どちらかと言えば、言われなくても自然と書いて残しそうな気がする。言葉に残しておくことは、重要だと思う。できることなら手書きで残したいところ。
それが難しくてもせめて署名くらいは手書きにしておきたい。
何よりもきちんと言葉に残すように心がけることは大切だと思う。
・分かってもらえるは勘違い
死に際に何も言わない、残さない。それでも相手はわかってくれる。などと思ったら、きっとそんなことはないのだろうと思う。分かってもらえるなどと言うエスパー的なことができるのは、文字通りエスパーだけであって、生身の人間は、相手の考えていることを正しく想像しない、と思っておくのが大事だと思う。
何より自分自身が自分のことをよく分かっていないだろうと思う。それだからこそ、言葉にしてメッセージを残しておくことで、相手に伝わり、自分の考えも整理できるのだと思う。
自分の考えを整理するという点からも書き進めていくことは大切だと感じる。
・いつからでも準備
この本では65歳から準備しておきましょう、と言った紹介のされ方。実際にはいつでも用意しておいて良いのだと思う。その時々で書く内容自体は変わるかもしれない。それでも都度、残しておくことが大切かなと思う。いつ何時、何が起きるか分からない。
先日の中山美穂の一件でますますその思いが強くなった。
いつ何が起きてもいいように、真面目に取り組んでおこうと思う一冊だった。
読了日:2024年12月7日
皆様の感想もぜひお聞かせください!
それでは、また次回!
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