こんにちは、Dancing Shigekoです!
目指すわけではないのだけれど。
今回は書籍『「字幕翻訳家という仕事」』を紹介します!
[基本情報]
著者:三村拓史
出版社:セルバ出版
出版年:2024年
ページ数:191ページ
[内容]
字幕翻訳家の仕事について紹介する。
[感想]
需要がたくさんあるのだと感じる一冊。
・翻訳家と言ったら
てっきり英語から日本語を考えていたけれど、よくよく考えてみると他の言語も必要なのだと気づく。そして動画コンテンツ、動画配信などが増えて、翻訳の需要は上がっていく一方なのだと。
生成AIが発達して、機械翻訳を活用したら字幕を生成してくれそうな気もするけれど、まだAIがこの職業に取って代わる日は通そうと感じた。
せっかくの語学、この分野に挑戦してみるのも一つの目標になると思った。
・脚本家の気持ちを読み解く
翻訳する時に内容の理解、脚本家の意図を汲み取る力が大事だという。どのような意図でこの作品、この発言をさせているのか、この展開になっているのかを理解することで、真に伝えたい表現に翻訳できる、と言ったことが説明されている。
字幕翻訳する人たちは、脚本も渡されるのか。そもそも音声だけから翻訳しているのか。
その辺りの詳細情報を見つけることはできなかったものの、脚本家の意図を読み解くことの大切さはよく理解できた。
・最新のドラマを一足早く
字幕翻訳家のおいしさと言ったら、なんと言っても最貧のドラマを誰よりも早く鑑賞できることだろうか。ドラマを見るのが好きだったら、映画を見るのが好きだったら、この恩恵はかなり大きい。ちょっとしたお得感。
もっとも翻訳するための苦労も大変だろうし、何度も見ることになるだろうから、その作品を純粋に楽しむのが難しくなる一面もありそう。
それでも最新を見られるのは楽しそうと感じた。
手に職をつけるの一つとして字幕翻訳家は、まだまだ需要が高いと感じる一冊だった。
読了日:2024年12月8日
皆様の感想もぜひお聞かせください!
それでは、また次回!
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