こんにちは、Dancing Shigekoです!
劇場版三部作とどのように繋がっていくのか?
今回は映画『ロード・オブ・ザ・リンク/ローハンの戦い』を紹介します!
[基本情報]
原作:JR.R.トールキン『指輪物語追補版』
製作総指揮:ピーター・ジャクソン
製作:ストーリーフィリッパ・ボウエン
製作:ジェイソン・デマルコジョセフ・チョウ
脚本/製作補:フィービー・ギッティンズ&アーティ・パパイヨルイウ
キャラクター原案:STATO
キャラクター設定・総作画監督:高須美野子
美術監督:山子泰弘
金森たみ子
色彩設計:三笠修、成毛久美子、野尻裕子
CGI&ヴィジュアルデベロップメントディレクター:sankaku
撮影チーフ:宮川淳子、川島浩二、小島慎太朗
編集:定松剛
音響監督(吹替):依田孝利
音楽:スティーヴン・ギャラガー
主題歌:パリ・パロマ『The Rider』
アニメーション制作:ワーナー・ブラザース・アニメーションandSOLAENTERTAINMENT
[登場人物]
ヘルム:市村正親/ブライアン・コックス
ローハンの国王
ヘラ:小芝風花/ガイア・ワイズ
ヘルムの娘
ウルフ:津田健次郎/ルーク・パスクァリ
ローハン西塊の領主フレカの息子
オルウィン:本田貴子/ロレイン・アシュボーン
ヘルム国王に使える侍女。
[内容]
ウルフは父フレカがヘルムとの喧嘩で殺されたことを恨んでいた。ローハンから追放されたウルフはやがて戦力を蓄えて、ローハンを攻撃に来る。劣勢の中、国民を避難させるのにヘラが先頭に立つのだった。
[感想]
映画『ロード・オブ・ザ・リング』の世界の200年前を描く作品。
・ローハンと言えば?
実写版『ロード・オブ・ザ・リング』でローハンと言えば呪われた国王セオデンが出てくる場面。その時もローハンは攻め込まれて奥の洞窟に逃げ込んでいたように思う。
この作品もその時のローハンの戦いを再現しているような印象を受ける。洞窟に逃げ込んで、ひたすら時が経つのをしのいでいると言った感じ。
ローハンは昔も今も攻め込まれやすい土地なのか。そして攻め込まれた時には、奥の洞窟に逃げ込むのが常套手段なのか。
見覚えのある洞窟で、懐かしい感じがした、というのが最初の感想だった。
・繋がりは?
200年前から指輪をめぐる冒険が始まった頃のローハンにどのようにつながっていくのか。この作品の中心人物だったヘラらしき人物の噂は、実写版ではなかったように記憶している。単に記憶違いで本当はあったのかもしれないが、あまり直接的な繋がりはなさそう。
あるとしたら、あの二つくらいだろうか。一つは最後に出てきた人物。その人物は明らかにつながっている。
もう一つはヘラが最後の方で言った地名だろうか。あの地名、覚えていないから、また実写版を見てみようと思うきっかけになった。
・見どころはどこだったか?
ロード・オブ・ザ・リングの世界がファンタジーのため、アニメになっても違和感なく見られる。ストーリーは戦い、で無難なところ。
この時代(ファンタジーの世界でこの時代というのもおかしな話だけれど)の人たちは何を目標に生活をしていたのだろう。攻め込まれてきたら、国を守る。国王や兵士たちは目的はあるかもしれない。では国民たちはどうなのか?
彼らはお腹空かせながら、洞窟で身を隠して生活してどうしているのだろう、と純粋に疑問が湧いてくる。戦いが終わるのを待って生活している?では何のために?結局、この時代でも金貨を稼ぐために生活をして、食料を買うことが中心だったのか。
そしてそういった世界観を見ていると、仕事以外にもやりたいと思うことがある、というのは贅沢な悩みなのか、と思い始める。そう言った現実にない世界観に触れることで、今の自分の置かれている環境のありがたさを感じるきっかけになったか。
結局、見どころはどこだったのか。
個人的には、砦に飛び込むために作っていた櫓だろうか。完成した後、高く伸びた櫓が砦に向かって倒れていき、橋をかける。その櫓のしなやかさ、兵たちがそこを駆け抜けていく。その見せ方が興味深かった。
・もう一押し欲しかった残念な部分
この時代よりも前の時代に全滅してしまったという部族がいるという。「盾の乙女」と呼ばれる人たち。彼女たちはもういないというので、ローハンのお城に飾られている彼女らの紋章もそろそろ片付けていいのではないか、とヘルムが言っている場面がある。
ところが、実は生き残りがいたという展開だったのだけれど、もっと貴重な存在として扱っても良かったような印象が残った。
ちょっと残念。
この流れで、映画『ロード・オブ・ザ・リング/二つの塔』の復習をしようと思う作品だった。
鑑賞日:2024年12月28日
皆様の感想もぜひお聞かせください!
それでは、また次回!
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