こんにちは、Dancing Shigekoです!
自民党が過半数を確保した。そして日本維新の会が第3党になった。連立が変わるのか。
今回は映画『レジェンド/光と闇の伝説』を紹介します!
[基本情報]
原題:Legend
監督:リドリー・スコット
脚本:ウィリアム・ヒョーツバーグ
製作:アーノン・ミルチャン
製作会社:リージェンシー・エンタープライズ
配給:20世紀フォックス
上映時間:94分
[登場人物]
ジャック:トム・クルーズ
森に住む人間。
リリー:ミア・サラ
お城の王女。森に抜け出してジャックと会う。
ガンプ:ダーフィト:ベンネント
森の住人。耳の先が尖っている。
[内容]
リリー王女は城を抜け出して森へと行った。そこでジャックと会っていた。ジャックはリリーに見せたいものがあると言って、リリーに目隠しをして、奥へと連れていく。そこでユニコーンを見かける。リリーはあまりの美しさに触りに行こうとする。
ユニコーンは神聖な動物。人が触ってはいけないとされていたが、リリーが触ったことで事態が急変。ユニコーンはゴブリンに狙われて殺されてしまう。ユニコーンの死で、気候は荒れ、雪景色に一変してしまう。
ジャックはなんとかしようと、もう一頭のユニコーンのところを目指す。
[感想]
王女を救うために森の住人たちと魔王を倒しにいく作品。
・魔王退治が最終ゴール
2頭のユニコーンが優雅に走り回っている。そのうちの一頭がゴブリンの手によって殺されてしまう。もう一頭のユニコーンを守るために森の住人たちが力を合わせている、そんな流れになっているのかと思ったら、いつの間にか、闇の魔王を退治する話になっていく。しかし、意図して魔王の場所にたどり着いたのではなく、偶然たどり着いた感じになっている。
その闇の魔王も、最初はユニコーンを殺して、太陽が昇らない世界を作ろうとして、世界を支配したいのだと思っていたら、途中からリリーを妃にすることに夢中になっている。そしてリリーを誘惑して、自分の妃にした気になっている。
といった感じで、どこか話の流れが巧みにすり変わっていくような印象を受ける作品だった。
・トム・クルーズの意外な役
トム・クルーズと言えば、アクション俳優のイメージ。そのイメージと異なる作品への出演を知ったのが発見。ファンタジーに出演する若かりし頃のトム・クルーズ。新鮮だった。
ジャックと言われながら、実はピーターパンなのだろうかと思わせるような服装。しかしピーターパンのような力はなく、森に住む平和の愛する人間というオーラを出す。あまり戦うことにも慣れていない感じで、闇の魔法と戦う時も、防戦一方という感じ。それでも時々軽快な動きで前転するあたりは、この頃からアクション向きの気配を出していたのだと感じる。
トム・クルーズの違った一面を体験できる作品だった。
・幻想の森の中で
鬱蒼とした森。その中に流れる川。光り輝きながら現れるユニコーン。光の差す場所はキラキラとした気配を出す。
そこに醜いゴブリン。ジャックは森で住んでいる感じの野生的な服装。その中に姿を見せるリリー。一人だけこの場には相応しくない異質な存在。その為なのか、闇の魔王が彼女に惚れ込んでしまう。
闇の魔法は恐ろしい顔をしているのかと思いきや、真っ赤な顔に大きなツノが前方に伸びたダンディーな顔つき。黒目の部分は細長く、悪魔っぽさが表現されている。しかし、そういった悪魔っぽさよりも女性を必死に口説き落とそうとしている男っぽく見えてしまう。
そういったいろんな生き物の中に、上半身裸の耳が尖ったガンプ。彼はエルフなのか。さらに取り巻きのドワーフたち?そして妖精。
これだけの世界観を作り出すには、それなりの費用がかかっているのだろうと、違った部分に興味。魔王の城もオリジナルで製作した感じが出ていた。作り物っぽいという意味ではなく、どこかにある場所を使ったのではなく、新たに作り出された世界という意味。
独特の世界観の作品だった。
ユニコーンの住む幻想の世界で起きた異変を辿っていくと魔王に出会ってしまった、そんな印象の作品だった。
鑑賞日:2021年10月30日
皆様の感想もぜひお聞かせください!
それでは、また次回!
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