映画『ベイウォッチ』捜査をする救助隊
- Dancing Shigeko
- 2021年9月2日
- 読了時間: 4分
更新日:2024年9月18日
こんにちは、Dancing Shigekoです!
今朝は久しぶりに布団をかぶって寝ていました。涼しくなってきました。体調に気を付けたいですね。
さて、今回はドウェイン・ジョンソン主演映画”ベイウォッチ"を紹介します!
[基本情報]
原題:BAYWATCH
監督:セス・ゴードン
脚本:ダミアン・シャノン / マーク・スウィフト
製作:アイヴァン・ライトマン / マイケル・バーク / ダグラス・シュワルツ
グレゴリー・J・ボナン / ボー・フリン
製作会社:パラマウント映画 / コントラフィルム / ザ・モンテチト・ピクチャー
ウィンソン・ピクチャーズ / セブン・バックス・プロダクション
フリン・カンパニー / コールド・スプリング・ピクチャーズ
配給:パラマウント映画
製作年:2017年
上映時間:116分
[登場人物]
ミッチ・ブキャナン:ドウェイン・ジョンソン
エメラルドベイの水難監視救助隊”ベイウォッチ”副隊長。何度となく人命を救ってきていて地域の英雄。
マット・ブロディ:ザック・エフロン
オリンピック金メダル2個の実績を提げてベイウォッチ隊員に配属されてきた。団体リレーでは前日の二日酔いで競泳中に吐いてしまい、”ゲロ彗星”と呼ばれている。
ヴィクトリア・リーズ:プリヤンカー・チョーブラー
地域の有力者。エメラルドベイ一体の地域の土地を買収して麻薬売買を進めようとしている。
サマー・クイン:アレクサンドラ・タダリオ
ベイウォッチ隊員に応募してきた新人。
[内容]
エメラルドベイのベイウォッチ隊員の選考会が開かれる。応募してきたメンバーの中から、サマー、ロニー、また金メダリストのマットが新人として研修生採用される。副隊長のミッチを中心に、隊員のC.J.バーカー、ステファニーらと訓練を始める。
ミッチは水難監視の一環として、ベイで事件が発生すれば、その対処もするというスタンス。それは越権行為だと考えるマットと対立。そんな中、ドラッグが海岸に落ちているの見つける。さらに海上で起きたクルーザー火事でドラッグでハイになっている女性を見かけ、ミッチは本格的に調べるべきと考え始める。
ヴィクトリア・リーズが怪しいと踏んで、ミッチは彼女が主催するパーティに隊員を連れて捜査を開始するのだった。
[感想]
エメラルドベイを守るベイウォッチ隊員が麻薬売買を阻止する作品。
・ライフセーフよりも事件捜査が中心の展開
ベイウォッチ=水難監視救助隊と言うタイトルからは、水難事故を無難に解決する。最後の水難事故は史上かつて無い危機的な状況を新人隊員と連携して解決する、その中に命を落とす、そんな感じの展開を予想。こう言った自分の予想を振り返ってみると、どこか”海猿”のハリウッド版を想像していたのだと思う。
しかし、全くそういう展開にはならず、どちらかというどんどん事件解決に向けて、無茶をしていくという展開。ドラッグが海岸の落ちているのに気づき、さらに火事を起こしたクルーザーから助け出した女性も同じドラッグを持っているのに気づくという観察力の高さから、事件の匂いを感じて、解決していくという。
自分の予想とは違ったものの、その展開も十分に楽しめた。特にリーズを足止めを命じられたロニーがダンスを見せた場面。あの贅肉たっぷりの体格で、絶妙なダンスを見せる意外性が良かった。みんな感心しているのが印象的な場面。
・どっちが真っ当な感覚なのか
金メダル2個の実力を鼻にかけて、自信満々のブロディ。ベイウォッチにテストなしで加わろうとしている。その態度を快く思わないミッチ。もちろん態度だけではなく、海を舐めている態度に危ないと感じてという部分もあって、ブロディの発言をことごとく潰しに行く。もちろん、潰すというよりは最初のうちは相手の安全を考えての発言。ここまでは、ミッチの方が真っ当な感覚なのだろうと思う。
ところが、ミッチはドラッグが落ちているのを見かけて、船火災の現場から助け出した女性がドラッグを持っていたのを見かけて、関連付けさせて、調査しようとする。その辺りの感覚は果たしてどうなのか。ブロディの言う通り、そういった捜査は警察の仕事だと言うのが正常な感覚なのではなかろうか。それなのに、ベイウォッチの隊員たちは皆、捜査することが当たり前だという表情を見せる。その辺りの感覚は、いくらなんでもやりすぎなのではないかと感じてしまう。ただ、それだけやるから、地域の英雄としてみんなから愛されているのかもしれないと納得する部分もあった。
・エメラルドベイという名ではあるけれど
海といえば、以前見た映画”MEG ザ・モンスター”の三亜湾が綺麗だった。そこと比べてしまうのは良くないのかもしれないけれど、エメラルドベイという名の割には一般的な海と感じた。カリフォルニア州にある湾みたい。ただ気候は良いのか、映画だからなのか、開放的な感じだった。またビーチが広い。そしてこの季節にこういった海水浴の映画を見ると海に行きたくなる(日本ではもうクラゲのシーズンかもしれないけれど)作品だった。
鑑賞日:2021年8月29日
皆様の感想もぜひお聞かせください!
それでは、また次回!
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