こんにちは、Dancing Shigekoです!
実際にはどんな思いがあったのか。
今回は映画『ブレグジット EU離脱』を紹介します!
[基本情報]
原題:Brexit:The Uncivil War
監督:トビー・ヘインズ
脚本:ジェームズ・グレアム
原作:ティム・シップマン『All Out War:The Full Story of Brexit』
製作:リン・ホースフォード
製作総指揮:ジェームズ・グレアム
ジェリエット・ハウエル
テッサ・ロス
音楽:ダニエル・ベンバートン
撮影:ダニー・コーエン
編集:マシュー・カニングス
製作会社:チャンネル4
House Productions
配給:チャンネル4
上映時間:94分
[登場人物]
ドミニク・カミングス:ベネディクト・カンバーバッチ
英国EU離脱推進派の参謀。
クレイグ・オリヴァー:ロリー・キニア
英国EU残留派の参謀。
[内容]
英国がEU離脱か残留か。国民投票に向けて、それぞれのグループの活動を描く。
[感想]
EU離脱までにどのような動きがあったかが描かれる作品。
・結果的にどちらが良かったのか
英国のEU離脱は今では既知の事実。その瞬間も今の社会人ならほとんどが知っていると思う。当時は、いったい何が起きているのか。なぜそうなったのか、と疑問があったけれど、本作品を見ているとどうなのだろう。
やはり離脱しようとなるまでの背景は部分的にしか描かれておらず、そもそもなぜその流れが起きたのかが曖昧な印象。
経過はさておき、EU離脱して、結果的に英国はどうなのだろうか。今こそ、英国民の心境を知りたいとも思う。
ただ思うのはどちらの選択肢が正しかったか、という議論はあまり意味のあることではなく、今がどうだから、次はどうしようという考え方が大事なのだろうと思う。
・数人の力から
二人の男性が、EU離脱の話をしている。その戦略を考えるのに適した人物がいると言って、声をかけられたのがドミニク。わずか数人がグループ立ち上げに動いている。この様子を見ていて、思っていたのは、何かを始める時は一人であって、大事なのは賛同者を見つけること。適材適所の人物を見つけてくることなのだと思った。
その数人で、数十人を動かし、数十人が最終的に何百万人の意見をコントロールしたと思うとすごい。
最初は何事も一人、ないし二人なのだというのを強く感じ、今自分が思っていること、考えていることをどんどん周りに広める活動をしていくことが大切なのだろうと思った。まずは考えていることをまとめておくことが大切なのだと思う。
・映像に疑問
内容で勝負したい作品だからなのかもしれない?なぜかコマ送りっぽい映像になる瞬間がある。それが一度だけではなく、何度も起きる。意図的な見せ方なのだろうか。映像が細切れになる感じが見ていて、気持ち悪い。なぜそのような見せ方になっているのか。それとも自分の家の再生能力が低いだけなのか。
映像的にはイマイチな作品。安く作ろうとした作品なのかもしれない。
何かを成し遂げた後のドミニクのどこかすっきりしない表情が印象的な作品だった。
鑑賞日:2024年3月3日
皆様の感想もぜひお聞かせください!
それでは、また次回!
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