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映画『トップガン』グースとの絆が強かった

  • 執筆者の写真: Dancing Shigeko
    Dancing Shigeko
  • 2022年6月11日
  • 読了時間: 5分

更新日:2024年7月28日

 こんにちは、Dancing Shigekoです!


 映画『トップガン マーヴェリック』に刺激されて、復習してみた。

 今回は映画『トップガン』を紹介します!


[基本情報]

 原題:Top Gun

 監督:トニー・スコット

 脚本:ジム・キャッシュ

    ジャック・エップス・ジュニア

 製作:ドン・シンプソン

    ジェリー・ブラッカイマー

 製作総指揮:ビル・バダラート

 配給:パラマウント・ピクチャーズ

 上映時間:110分


[登場人物]

ピート・”マーヴェリック”・ミッチェル海軍大尉:トム・クルーズ

 MIGとの実戦を経験した唯一のパイロット。

シャーロット・”チャーリー”・ブラックウッド:ケリー・マクギリス

 トップガンの教官。宇宙航空物理学を専攻。

トム・”アイスマン”・カザンスキー海軍大尉:ヴァル・キルマー

 トップガンでトップ争いをしているパイロット。

ニック・”グース”・ブラッドショウ海軍中尉:アンソニー・エドワーズ

 マーヴェリックのレーダーマンであり、親友。

マイク・”ヴァイパー”・メットカーフ海軍中佐:トム・スケリット

 トップガンの初代パイロット。

リック・”ジェスター”・ヘザーリー海軍少佐:マイケル・アイアンサンド

 トップガンの教官。実技で敵機を操縦する。

[内容]

 マーヴェリックとグースはインド洋沖でのミグとの実戦での成果が認められてトップガンに異動になった。

 トップガンで、トップの座を手に入れるために訓練に励むようになった二人。訓練後に訪れたバーでマーヴェリックはシャーロットと知り合う。口説こうとするが交わされる。実はシャーロットはトップガンの教官チャーリー。翌日、講習で気まずくなる。

 マーヴェリックはアイスマンとのトップ争いの中、事件が起きるのだった。


[感想]

 マーヴェリックがグースと共にトップガンでのトップ争いをし、チャーリーとの関係を築き上げていく作品。

・本心はどっちなのか

 序盤インド沖での空中戦。マーヴェリックとクーガーは所属不明のミグと遭遇。レーダーでの機影は1機だったが、接近して肉眼で見ると2機。追われる状態になってもマーヴェリックは慌てることなく敵機をロックオンして威嚇。一方クーガーはロックオンされてしまい、パニックになっていた。マーヴェリックがその救助に向かうと言う展開。無事、敵を追い払ったものの、クーガーが戻ってこない。

 マーヴェリックは一度は帰還したものの、すぐに離陸する暴挙に出て、クーガーを連れ戻す。

 その行いをスティンガー海軍中佐が咎める。本来なら除隊ものくらいの文句を言い続ける。ところが、そんなお前たちがトップガンに行くことになったと辞令を伝える。果たして、これは誉めているのか、貶しているのか。どっちなのだろう。本心では二人の実績を認めているけれど、体面上、本心を言わないようにしているように見えて仕方ない。


・女房役のグース

 そんなマーヴェリックと飛行機でも、地上でも常に一緒に行動を共にするグース。それは野球で言ったらバッテリーの女房役にも見える。柔らかい物腰で、マーヴェリックに助言を伝える形もいい。無事卒業できたらいいと言う。そこには、マーヴェリックの無茶を咎めている部分もある。

 ピアノを演奏しながら大合唱している場面は、とても印象的。

 仲良しの二人。それはグースがあのような事になったら、立ち直れなくなるのも分かる。

 マーヴェリックに新たな女房役が現れることを願ってしまう。


・アイスとの関係は程よいライバル

 アイスマンとはもっとギスギスした感じなのか、と思っていたのだけれど、案外程よいライバル関係。アイスの良いところは、マーヴェリックを危険だとは言うものの、決してそれを嫌味な感じで言わないところ。ただ事実を伝えている。そして決して感情的にならない。そんな様子がライバルながら好感を持てる存在。

 グースの不幸があった後のアイスの声の掛け方や、インド洋に実戦に行った時の発言など、アイスはマーヴェリックの実力を認めているのも伝わってくるのが良かった。

 こういうライバル関係っていいなぁと思う。

 

・チャーリーとの距離感

 グース、アイスと並んで、マーヴェリックに大きな影響を及ぼしているのがチャーリー。レストランで見かけた彼女に声をかけるためにグースに協力してもらう。歌いながら迫っていくという展開はなかなか笑える。その歌を戸惑いながらも受け止めるチャーリー。いい感じになりそうで、連れがいるからと言って、その場を去っていく。

 その後も何度もマーヴェリックとの距離が縮まりそうになっては、遠のく。マーヴェリックが距離を取ってみたり、チャーリーが距離をとってみたり。それでもチャーリーはマーヴェリックのことを気にかけている。彼女の一言も、マーヴェリックが立ち直るきっかけになっていたように思う。


・映画『トップガン マーヴェリック』につながる部分

 この作品、学生の頃に一度鑑賞したことがあって、今回が2回目。グースが事故死するということは覚えていたものの、内容はあまり覚えていなかった。

 映画『トップガン マーヴェリック』を見た後に、この作品を改めて見ると、いろんな差が見えてくる。

 なんと言っても戦闘機に乗っている時の迫力が圧倒的に進化したように思う。この頃の映像はまだまだ穏やかな感じがする。

 ストーリーは結構、この作品の流れを汲んでいるように思う。しかし、全体的に『トップガン マーヴェリック』でいろんな点で質が上がっていると感じる。

 そんな気づきを与えてくれる。


 古い作品ではあるものの、芯がしっかりしていると感じる作品だった。


 鑑賞日:2022年6月11日


 皆様の感想も是非お聞かせください!


 それでは、また次回!



 
 
 

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