こんにちは、Dancing Shigekoです!
今回は映画『ジュラシック・ワールド/新たなる支配者』を紹介します!
[基本情報]
原題:Jurassic World;Dominion
監督:コリン・トレヴォロウ
脚本:コリン・トレヴォロウ
エミリー・カーマイケル
原案:コリン・トレヴォロウ
デレク・コノリー
原作:マイケル・クライトン
製作:フランク・マーシャル
パトリック・グローリー
製作総指揮:スティーヴン・スピルバーグ
コリン・トレヴォロウ
製作会社:アンブリン・エンターテイメント
パーフェクト・ワールド・ピクチャーズ
ザ・ケネディ/マーシャル・カンパニー
配給:ユニバーサル・ピクチャーズ
上映時間:146分
[登場人物]
オーウェン・グレイディ:クリス・プラット
恐竜の調教をしていた。今はメイジーを匿って、静かに暮らしている。
恐竜に向かって手を伸ばして”待て”という行動が、あまりにも無謀って感じてしまう。
クレア・ディアリング:ブライス・ダラス・ハワード
オーウェンと共にメイジーと暮らしている。
前作では、もっと積極的に行動を起こすタイプという印象だったけれど、今回はややおとなしい?
メイジー・ロックウッド:イザベラ・サーモン
自分はクローン人間なのか。そんな疑問の答えを知りたくて、周りの人を信用できずにいる。
途中、どことなくエマ・ワトソンの気配を感じた。
アラン・グラント:サム・ニール
古生物学者。
初期の頃は子供嫌いだったものの、メイジーとは普通に溶け込んでいる。時が経ったのを感じる。帽子に執着しているのがお茶目。
エリー・サトラー:ローラ・ダーン
古植物学者。アランのところにイナゴの巨大化調査の協力を求めにくる。
昔ほどギラギラしていないのは、年の功というところ。
イアン・マルコム:ジェフ・ゴールドブラム
数学者。バイオシン社で講義をしている。
相変わらずのような、『インディペンデンス・デイ』のキャラのような。
[内容]
世界は恐竜と共存する時代になっていた。恐竜の被害に遭う人も増えていた。そんな中、巨大イナゴの被害も各地で広まっていた。その相談を受けたエリーはアランと共に巨大イナゴの原因であると疑われるバイオシン社に潜入することにした。
オーウェンとクレアはメイジーが自分の出生について疑問を持ち始めている。メイジーは親っぽく振る舞う二人に反抗して、街に勝手に出ていっていた。ところが何者かに狙われて拐われてしまう。オーウェンとクレアは彼女を助け出すために追いかけていく。その裏にバイオシン社が関与していることを知り、現地を目指すのだった。
[感想]
ジュラシック・ワールドシリーズ第三弾でおそらくシリーズ最終章。
・恐竜との共存
前作から世界では恐竜が住むようになっている。一応、恐竜が保護区に隔離されていて、たまに保護区から出た恐竜が人を襲うというレベルの感じ。それでも被害は絶えず、共存することについて疑問視している感じの世界観。
絶滅したはずの恐竜が、人間の技術によって復活し、現在を生きていく。まるで知性を持ったような描き方でもあるけれど、そこまでのレベルになるのか。いささか疑問。
・大都会に住む恐竜
中でもニューヨークの高層ビルに翼竜が巣を作って生活している場面。大都会で恐竜が生き残ることができるのか。そもそも知性を持って活動できるのか。翼竜の餌は間違いなく人間になるだろうし、そうなった場合に、大都会の人々は恐竜の存在に対して黙っていないように感じる。前半で、こうした大都会や街中での恐竜との共存の場面を見ていると、やや無理があるように感じてしまう。
・クローン技術は人間にも使われている
さらにクローン技術で人が生まれたことになっている。今回の主人公の一人メイジーはクローン技術で生まれた子だとされている。それで、世の中では彼女を狙うものまで出てくる。考えてみたら恐竜を作り出すクローン技術があるのだから、人間も作り出されてもおかしくないのか、と納得。
・新旧入り乱れ
ジュラシック・ワールドシリーズ最後だからか、ジュラシック・パークシリーズで馴染みのアランとエリー、イアンが登場し、ジュラシック・ワールドシリーズ主演のオーウェンとクレアも登場。お互い、相手のことを知っているけれど、会ったことはないという設定。
こうして新旧メンバーが同時に活動していると、不思議な感じになる。なぜ全員集める必要があったのか、と思う部分と、シリーズ最後で一旦区切りをつけたかったという意図なのか。
・お約束のパターン
それにしても人間に限らず、気づけばいろんな恐竜が登場している。羽毛に覆われた恐竜や手先がナイフになっている恐竜など新種がたくさんだった。そしてお決まりの最強の肉食獣といった感じでギガノトサウルスが登場。さらにお決まりなのが、この最強の恐竜がティラノサウルスと戦うという構図。
考えてみるとジュラシック・パークシリーズ、いつも最後はティラノサウルス対◯という構図だったように思う。(ちょっと2とかは覚えていないけれど。。。)
製作陣のティラノサウルスへの特別な思いというのが感じられる。実際のところは誰にも分からない。ただ昔から慣れ親しまれているティラノサウルスが活躍するというのは恐竜ファンには嬉しい見せ方なのだろうと思う展開だった。
いろんな恐竜が意外にも人を襲うのにのんびりとしていると突っ込みたくなるような作品だった。
鑑賞日:2022年7月29日
皆様の感想もぜひお聞かせください!
それでは、また次回!
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