こんにちは、Dancing Shigekoです!
サンドラ・ブロック主演作品を鑑賞してみる。
今回は映画『ザ・ロストシティ』を紹介します!
[基本情報]
原題:The Lost City
監督:アーロン・ニー
アダム・ニー
脚本:オーレン・ウジエル
デイナ・フォックス
アーロン・ニー
アダム・ニー
原案:セス・ゴードン
製作:ライザ・チェイシン
サンドラ・ブロック
セス・ゴードン
製作総指揮:JJ・フック
デイナ・フォックス
ジュリア・ガン
音楽:パイナー・トプラク
ロブ・ロウリー
撮影:ジョナサン・セラ
編集:グレイグ・アルバート
製作会社:フォーティス・フィルムズ
配給:パラマウント映画
上映時間:112分
[登場人物]
ロレッタ・セージ:サンドラ・ブロック
冒険もので恋愛小説を書く。
アラン・キャプリン:チャニング・テイタム
ロレッタの小説『The Lost City of D』の表紙モデル。ダッシュ役を演じている。
アビゲイル・フェアファックス:ダニエル・ラドクリフ
ロレッタの小説に出てくるロストシティに隠された財宝を狙う富豪。
ジャック・トレーナー:ブラッド・ピット
ロレッタを救出に向かう謎の男。ブラッド・ピットがまさかの脇役。
[内容]
ロレッタはロマンスアドベンチャー作家。新作を発表したところ、何者かに囚われてしまう。小説の中で出てくる炎の宝石の場所を見つけるよう手伝えという。現地に連れて行かれ、強制的に場所の解読作業に取り掛かる。
ロレッタがいなくなったことが分かり、小説の表紙に使われたダッシュ役のモデル アランが知り合いのジャック・トレーナーと共に救出に現地に向かうのだった。
[感想]
小説家が実際の謎解きをさせられる作品。
・映画『アーガイル』と似た世界観?
書いた小説がきっかけで狙われる小説家。その設定は今年見た映画『アーガイル』に似たものがある。狙われる理由は全く異なるけれど、小説家が狙われるという大前提と、小説の中身が鍵になっているという設定が同じ。
小説家というのは、小説を書く時に取材などをしているだろうから、その内容が虚構の世界なのか、現実の世界なのかの境界的なものになるのかもしれない。読む人が読んだら、その意味が分かるという感じで。結果、その分野に詳しいのかも、とか小説で書ききれていない内容を聞き出そうとして小説家を狙う、というのが現実でも実際にあるのか。ということが気になった。
・どこか頼りないアラン
ロレッタが拐われて、彼女を助け出すためにアランが知人のジャック・トレーナーに依頼。彼にスマホを渡すために合流して、アランもそのままロレッタ救出に向かう。ジャックの華麗な動きに対して、アランのひ弱な動きが対照的。前半で描かれたこのギャップの印象が最後までついて回った感じが残る。
どこか頼りない。ロレッタを救い出すという思いの強さは伝わってくるのだけれど、行動はどうにも軟弱な感じ。冒険ものには珍しいタイプと感じた。
・探し当てた財宝
ロレッタが小説で描いていた人物の墓が最終的に見つかる。その中に宝石があると期待していたアビゲイルだったが、その中身は全く異なるもの。いつの時代の遺跡か分からないけれど、何千年も前の時代の遺跡に金銀財宝があると思う方が無理があるのではないか。
それよりもその墓が見つかったこと自体が歴史的な価値だったのではないか、という気がする。しかし本作品の中では、そのお墓の保全はされることなく、火山の噴火とともにもういけない場所になってしまう展開。
長年見つかっていなかった遺跡を探す。ちょっとばかり夢のある内容とも思う。遺跡と暗号。今も世界のどこかにこういった遺跡があるのか?興味が湧くきっかけになった。
遺跡探しというのはワクワクするものだと感じる作品だった。
鑑賞日:2024年5月19日
皆様の感想もぜひお聞かせください!
それでは、また次回!
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