こんにちは、Dancing Shigekoです!
先日観た映画『ウォール街』のリメイク!?
今回は映画『ウォール・ストリート』を紹介します!
[基本情報]
原題:Wall Street:Money Never Sleeps
監督:オリバー・ストーン
脚本:スタンリー・ワイザー
オリバー・ストーン
スティーヴン・シフ
アラン・ローブ
製作:エドワード・R・プレスマン
エリック・コペロフ
製作総指揮:バド・カー
セリア・D・コスタス
アレッサンドロ・ケイモン
アレックス・ヤング
音楽:クレイグ・アームストロング
撮影:ロドリゴ・プリエト
編集:デヴィッド・ブレナー
ジュリー・モンロー
製作会社:20世紀フォックス
エドワード・R・プレスマン・フィルム
イクストラン・プロダクションズ
デューン・エンターテイメント
配給:20世紀フォックス
上映時間:127分
[登場人物]
ゴードン・ゲッコー:マイケル・ダグラス
かつて金融界を思いのままに操っていたビジネスマン。インサイダー取引で8年間服役していた。
ジェイコブ・ムーア:シャイア・ラブーフ
証券マン。
ブレトン・ジェームズ:ジョシュ・ブローリン
投資銀行経営者。
ウィニー・ゲッコー:キャリー・マリガン
ジェイコブの恋人。ゴードンの娘だが、ゴードン服役中に兄が亡くなったことがきっかけで嫌うようになる。
[内容]
2001年ゲッコーは刑務所を出所する。
2008年ジェイコブが働いていて投資銀行は偽の噂の煽りを受けて、株価が急落。倒産の危機となっていた。彼が慕っていた投資銀行の経営者であるルウは自らの命を絶って、銀行の倒産の責任をとっていた。
ジェイコブは噂を流したのがライバル銀行のブレトンと知り、挑発に行く。逆に雇われることになったジェイコブは復讐をする機会を狙うのだった。
[感想]
ウォール街のリメイクだと思っていたら、続編だった。出所後のゴードンを描く作品。
・ウォール・ストリートでも自殺者
ニューヨーク、マンハッタン。バリバリに働くアメリカのビジネスマン。ウォール街と言ったら、成功者たちが集まっている場所というイメージが強い。それでも本作品では、ウォール街のいち投資銀行が罠に嵌められて窮地に陥る。その経営者だったルウは15000人の社員の責任をとってなのか、やり場のない肩身の狭い思いになったのか、地下鉄で自殺する。
アメリカで自殺者、しかも有数の大企業の経営者の自殺。正直意外な感じがした。アメリカといえば自殺よりも他殺。もっとこれからバリバリ働こうとしている人が恨みを買って殺される、というイメージが強かっただけに、自殺する展開というのが意外だった。
・株は儲かるのか
前作に続き、今回も証券マンが主人公。ジェイコブは未来のエネルギーと言ってフュージョンの研究をしている会社を推している。その会社に融資できたら、本人にはどんな恩恵があるのか。融資を取り付けたら、成功報酬なのだろうか。投資した結果、そのお金がどのような形で返ってくるのか。
証券会社なのか、投資会社なのか、銀行なのか。一体、どういう仕組みになっているのか。ゴードンのイキイキと電話で、売り、買いと言っている様子など、投資を仕事にするというのは、お金儲けとしては楽しいものなのか?ギャンブルのような要素が中毒性をあげているのだろうか。
・ゲッコーの幸福論?
最後はゴードンは再び投資をしてお金を増やして楽しんでいたけれど、前半は投資はもうしない、と言わんばかりの感じ。本を出版して印税生活をしようとしているようにも見える。しかし、最後は再び投資生活。
彼にとって家族よりもお金が大切のように見える。それでいて娘とよりを戻すことに必死になっているようにも見える。
こういった世界の人たちの感覚は、想像できない。お金でなんでも買えると思っていそうなだけに、家族が逃げていくというのは理解しづらい世界なのかもね?
証券が絡んでくると、どうもどういった損得勘定が働いているのか、掴みきれなくなる印象がある作品だった。
鑑賞日:2024年7月14日
皆様の感想もぜひお聞かせください!
それでは、また次回!
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