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映画『アーガイル』裏の裏の裏は表?

執筆者の写真: Dancing ShigekoDancing Shigeko

 こんにちは、Dancing Shigekoです!


 アビゲイル騎士団じゃないよ、アーガイルだよ。


 今回は映画『アーガイル』を紹介します!


[基本情報]

 原題:Argylle

 監督:マシュー・ヴォーン

 脚本:ジェイソン・フックス

 製作:マシュー・ヴォーン

    アダム・ボーリング

    デヴィッド・レイド

    ジェイソン・フックス

 音楽:ローン・バルフ

 撮影:ジョージ・リッチモンド

 編集:リー・スミス

 製作会社:マーヴ・スタジオ

 配給:アップル・オリジナル・フィルムズ

    ユニバーサル・ピクチャーズ

 上映時間:139分


[登場人物]

エージェント・アーガイル:ヘンリー・カヴィル

 エリーが描くスパイ小説の主人公。

エリー・コンウェイ:ブライス・ダラス・ハワード

 エージェント・アーガイルを執筆している。5巻に取り掛かっている。

エイデン・ワイド:サム・ロックウェル

 エリーが列車で出会う男性。自称スパイ。


[内容]

 エリーはエージェント・アーガイルシリーズを執筆していた。第4巻を発表して、すぐに第5巻に着手した。一気に書き上げて、母親に読んでもらう。内容を褒めてもらったが、結末の先延ばしだと言って、あと一章書くように提案される。しかし、なかなかアイデアがまとまらないエリーは母を訪ねて行くことにする。

 移動の列車で薄汚れた男性が向かいの席に座る。彼女がアーガイルの著者だと知ると、ファンなんだと喜びを見せる。自分はスパイをやっていると、冗談のような発言をするが、その直後、他の乗客が次々と襲ってくるのだった。


[感想](※ネタバレあり

 アーガイルの作家エリーがスパイと名乗るワイドと会って以降、謎の組織に追われる作品。

・異色アクション

 エリーが訳あって、ワイドと一緒に敵組織と戦うことになる場面がある。その場面がかなり個性的。カラフルな煙幕を使いながら、二人が背中合わせで銃撃している。ダンスっぽい動きで銃を操ったり、この場面はかなり個性的な描き方。

 さらにその後、二人は行き止まりの部屋で囲まれてしまう。そこで銃撃戦で原油の入ったタンクに穴が空いて、原油が床一面に広がっていく。その後にエリーが取った行動とその時の戦い方はかなり圧巻。こんな戦い方は見たことがない。見応え十分な場面だった。


・髪の色ひとつで別人に

 アーガイル第4巻の発表会ではエリーの髪の色は赤毛の長めのウェーブ。見事な赤毛と思っていたら、これまた訳あって途中で金髪ストレートの長さも肩にかかるくらい?髪の色と髪の整え方を変えただけでだいぶ違う印象になる。キャメロン・ディアスを連想させる感じになった印象。

 髪型と色というのは重要なのだと感じる。

 考えてみる、アーガイル役のヘンリー・カヴィルもあのカクカク髪型のためにスーパーマンやコードネームUNCLEの役柄とだいぶ違う人に見えた。これも髪型の力かな。


・どこまでが真実?

 ストーリーはエリーの書いた小説が実際のスパイの活動の未来を描いている。これから起きる事を知りたくて犯罪組織がエリーを狙っているという。デヴィジョンと呼ばれる組織がエリーがどんな未来を描くかを知ろうとしている。

 ところが実は…もっと深い。

 エリーの両親が何者なのかとか、彼女の記憶について、全てにおいて途中から、何が真実なのかが分からなくなっていく。一体どこまでが真実なのか。もちろん最後まで見終わると何が真実なのかが分かるのだけど、その途中はまた騙されているのかもしれないと言う感じがついて回る展開だった。


 新感覚アクションという印象が強い作品だった。


 鑑賞日:2024年3月1日


 皆様の感想もぜひお聞かせください!


 それでは、また次回!



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