こんにちは、Dancing Shigekoです!
今回は映画『めぞん一刻 完結篇』を紹介します!
[基本情報]
監督:望月智充
脚本:島田満、望月智充
原作:高橋留美子
製作:多賀英典
音楽:森英治
主題歌:姫乃樹リカ『硝子のキッス』
編集:森田清次、坂本雅紀、伊多波直子
制作会社:キティ・フィルム
配給:東宝
上映時間:65分
[登場人物]
音無響子:島本須美
一刻館の管理人。
五代裕作:二又一成
一刻館の住民。響子との結婚を二日後に控えている。
[内容]
五代裕作は音無響子との結婚式を二日後に控えていた。五代の部屋では四谷、一の瀬、朱美の3人が10日連続お祝い飲み会の9日目を開いていた。響子が出かけて行ったきり帰ってこないことをネタに、五代を揶揄っていた。
八神が自分の誕生日祝いをしてほしいとやってくるが、五代は響子と結婚することを伝えられずにいた。二階堂が空気を読まず、八神に結婚の話をして、場の空気は険悪になっていく。マスターや坂本もやってきて、響子が帰ってきてからもどんちゃん騒ぎが続くのだった。
[感想]
五代裕作と音無響子の結婚式二日前の宴会を描く作品。
・多分繋がっている
全く予備知識のない中、鑑賞したこの作品。
映画版と言うことで、『めぞん一刻』の総集編を予想していたけれど、自分の乏しい予想に反して、最後の部分を描いた感じ。きっとテレビアニメ版と繋がっているのだろうなと想像しながらの鑑賞。
今度、テレビ版を放送していたら、その全体を見たいと思う内容だった。
・懐かしさ半分復習したい気持ち半分
最後に『めぞん一刻』に関わったのは大学受験の前日だっただろうか。愛蔵版が販売されて、兄が買ってきていたものを拝借して一気読み。その時が初めて、最初から最後まで読んだ時。それまでテレビで見ていたけれど、漫画で読んだ『めぞん一刻』は、衝撃だったのを覚えている。
そんな昔の記憶を刺激する懐かしのキャラ。一の瀬さん、四谷、朱美と個性派が、次々とお酒を飲んでいる。社会人になってから、『めぞん一刻』を見ると、この3人の酒豪っぷりに驚き。あのペースであんなに空き缶が出るほど飲んでいたら、次の日、間違いなく頭痛で起きられない。それを平気過ごしているのだから、すごい。
と言う違った発見もありながら、四谷さんの部屋と五代の部屋が繋がっている壁の穴や、昔ながらの古びた一刻館の見た目など懐かしい。そしてまた1から読み直したいと言う復習したい気持ちを刺激してくれた。
・最後らしく
完結篇と言うだけあって、いろんな人が登場する。二階堂ってどんなキャラだったかなと、あまり印象にない。坂本って誰とか、響子の父ってこんな感じだったか?と思いながら、とにかく完結篇らしくいろんな人が登場。三鷹と九条も出てきて、郁子っていたかな?とか、黒木と部長の人形劇とかは、正直記憶になし。
いろいろな人物が出てくると、ますます復習したい気持ちになってくる。
エンディングで制服姿の女子が一人でてきていたけれど、彼女は本編では出てきていなかったのではないかって思う。
・相変わらずの五代
そんな記憶から大部分が抜け落ちている『めぞん一刻』ではあるけれど、五代のキャラだけはバッチリ。妄想癖と心配性。響子の部屋に入って、白無垢がかけられているのを見て、五代の妄想が始まる。
さらに飲み会で響子の帰りが遅いのをネタに、四谷、一の瀬、朱美が夜逃げだの、男ができたに違いないとか、五代を選ぶはずがないなど貶しまくっている。さらにヒソヒソ話で、五代が気になるような話し方をしていると、案の定、心配になり始める。手紙の話を聞いていた五代は、二階堂が響子に手紙が届いていたと言って渡すと、たまらず追いかけて行ってしまう。その心配している様子が五代らしい。
結婚したら、どんな感じになるのだろうかな。
・相変わらずの響子さん
そして響子さんのマイペースっぷりも相変わらずと言った感じ。五代が手紙のことを気にかけていても、話そうとしなかったり、八神に噛みつかれてもあまり感情を表さずになんでもないかのようにサラッと五代のことが好きだと言ってのけたり、そののんびりした感じがいかにも響子さんという感じ。
懐かしさとおめでとうと言う感情とよく飲むみんなの健康が気になってしまう作品だった。
鑑賞日:2023年9月11日
皆様の感想もぜひお聞かせください!
それでは、また次回!
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