こんにちは、Dancing Shigekoです!
6月には新作が発売になりますね。
今回は映画『FINAL FANTASY VII ADVENT CHILDREN COMPLETE』を紹介します!
[基本情報]
監督:野村哲也
脚本:野島一成
キャラクターデザイン:野村哲也
メカニックデザイン:竹谷隆之
音楽:植松伸夫
アニメーション制作:ヴィジュアルワークス
製作:スクウェア・エニックス
上映時間:2時間10分
[登場人物]
クラウド:櫻井孝宏
元ソルジャー。2年前の戦い以降、自分の居場所を探している。
悩める主人公という感じ。
エアリス:坂本真綾
2年前の戦いで亡くなり、ライフストリームと一体になった女性。クラウドによく呼びかけてくる。
あまりにも存在感が大きすぎると感じてしまう。
ティファ:伊藤歩
クラウドと共に活動している格闘家。クラウドを心配している。
教会でカタージュと戦っていた時の機敏な動きは必見。
カダージュ:森久保祥太郎
ジェノバを母と考え、探し求めている。
いかにも敵と言う感じ。
[内容]
セフィロスとの戦いから2年。クラウドは星痕症候群を治す方法を探し求める旅に出ていた。謎のメンバーに襲撃に遭った直後、神羅のレノから連絡がある。会いにいくと、ルーファスが現れる。ジェノバの首を探している連中がいると。世界再建を目指すルーファスにとって、その邪魔をする連中を防いでほしいという。彼らの目的はジェノバの首を取り戻し、リユニオンする事だというのだった。
[感想]
FF7の戦いから2年後の世界を描く作品。
<ゲームを知る者なら>
・馴染みキャラが意志を持つ
クラウドにティファ。おなじみのキャラがそれぞれの考えを持って行動している。ティファはクラウドの行方を心配している。クラウドは2年前の戦い以来、何かに思い悩んでいる。エアリスの影を感じている気配がある。ザックスを意識することがある。それでいて、星痕の影響でセフィロスの姿を見ることがある。
そう言った馴染みの人たちが一つの物語を作り出している。フルCGで再現されているキャラたち。レノやルードも実にいい雰囲気。
久しぶりにFF7をやりたいという気持ちにさせられる世界観がよかった。
・BGMはゲームと合わせて
リユニオンによって復活するセフィロス。クラウドとセフィロスが再び対峙する。その時の場面の音楽も、カダージュをバイクで追いかける時も、それ以外にも都度、ゲームと同じ音楽が再現されている。決して前面に出てくることはなく、BGMとして世界を作り上げている。
さらにリミットブレイクも炸裂する。あの技は出ないのかな、と思っていたら、クラウドはきっちりと使ってくれた。ティファの格闘も最高。見ていて爽快。戦闘シーンも再び体験したくなってくる。
・マテリアはもっと見たかった
ちょっとだけ残念だったのは、マテリアの魅力を存分には発揮されていなかったように感じる部分だろうか。マテリア使って、その恩恵を受けている感じがもっと出ていてもよかったかな。それに召喚獣も見たかったように思う。
ただ、こうした作品ができると、このキャラたちによる無限の可能性が待っていると感じられていい。
<映像だからこそ>
・エアリスとザックスも見られる
その可能性を感じさせる一例はエアリスとザックス。もう亡くなってしまっている二人だけれど、クラウドの中でははっきりと生きていて、その姿が実際にそこにいるように映し出されている。何かの拍子にエアリスの声が聞こえる。触れられたような感覚を見せる。こういったもう会うことができないキャラも描き出せるのがオリジナル作品のいいところ。
そして現れるタイミングが実にいい。
<おなじみの場所>
・始まりの教会
なんと言ってもFF7始まりの教会が何度も登場するのがよかった。さらにその場所でエアリスやザックスが姿を見せて、教会から出ていくのだから意味深。
草花が生えている床、日が差し込む場所。その教会が中心的な場所だったのはよかった。
またFF7をやってみようと思う作品だった。
鑑賞日:2023年4月16日
皆様の感想もぜひお聞かせください!
それでは、また次回!
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