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映画『紀元前1万年』いつの時代も戦い

  • 執筆者の写真: Dancing Shigeko
    Dancing Shigeko
  • 2020年11月27日
  • 読了時間: 3分

更新日:1月29日

 こんにちは、Dancing Shigekoです!


 ダイドーの1〜10月期の最終利益が61%増になると発表されたと。その売り上げを牽引しているのが鬼滅缶。今年は、鬼滅の刃の当たり年ですね。


 さて、今日は"紀元前1万年"を紹介します!


[内容]

 ヤガル族を襲った悪魔の四足。最愛のエバレットを連れ去れたデレーは彼らを追いかけて、神の山に向かう。途中で手負いのトラを助けたことがきっかけで、デレーは伝説の男とみなされる。そして各種族を巻き込んで神の山に攻め込んでいった。

[感想]

 一番最初の映像が妙に合成っぽく、今どきの映画にしてはテイストが古いって感じる瞬間があった。ところが途中から普通に見られる映像になっていって、最後には紀元前1万年の世界に入り込めていたように思う。それだけ登場する人物が大昔の世界を感じさせる衣装だったのだと感じる。

 そして思うのがいつの時代でも戦争になるものなのだろうか。人類の歴史は戦いの歴史なのだろうか。そう思わされる。その戦いの理由が一人の女性を助けるためという点では、近年の戦いよりは分かりやすい。しかも多くの部族を戦士として集めて戦うのだからすごい時代。さらにその時代に通訳がいるというのが面白い。そしてデレーの父親がナウ族にヤガル語を教え込んでいるというのが、面白いつながり。

 この作品はパッケージ通り、マンモスとの戦いなのかって思ってしまう最初の展開だったから、予想外の展開だった。この時代は巫女が存在していて、心の眼で動向が見えているというのがすごい。

 さらには最後にエバレットは死んだように見えたのに息を吹き返すあたりは伝説なのだろうか。この時代特有のものなのだろう。エバレットを助けるために、デレーと競っていたカレンも、デレーの父を知るティクティクも死んでしまったのは悲しい結末。

あの牙と呼ばれた虎が最後に出てくるのかとも期待したけれど、そこはなかったの残念。あの神とあがめられていた男をデレーが槍で殺すのだけれど、あの場面で虎が出てきて噛み殺した方が展開としては伝説的な存在にならなかったのだろうか?やっぱり自分の手で神を倒すからこそ意味があるのか。

 いろんな映画がある。現代をテーマにしたものもあれば、こうしてマンモスが住んでいる時代をテーマにするものもあり。この時代は伝説、言い伝えを大切にするのがポイントなのだろうと感じる。マンモスをマナクって呼んでいたのも印象的。

あまり古代人っぽく見えないのは、猿っぽい顔にしていないからなのだろうか。将来はもっとそういった原始人っぽいようにメイクしたり、画像処理したりした作品が出てくるのかもしれない。


 鑑賞日:17年5月3日


 皆様の感想もぜひお聞かせください!


 それでは、また明日!


 
 
 

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