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映画『移動都市/モータル・エンジン』 サバイバル続き

  • 執筆者の写真: Dancing Shigeko
    Dancing Shigeko
  • 2021年2月23日
  • 読了時間: 4分

更新日:2022年2月12日

 こんにちは、Dancing Shigekoです!


 暖い日と寒い日が交互に訪れ、体調管理が難しいです。気をつけたいですね。


 さて、今日は映画『移動都市/モータル・エンジン』を紹介します!


 ランク:A級 (ランクの定義はこちら


[登場人物]

へスター・ショウ: ヘラ・ヒルマー

 8歳の時に母親をヴァレンタインに殺され、その恨みを晴らすために機会を狙う。逃亡の時に顔を切られ、傷が残る。


トム: ロバート・シーハン

 移動都市ロンドン市民。ヴァレンタインを刺した女を追跡中に、移動都市から落ちてしまう。


サディアス・ヴァレンタイン:ヒューゴ・ウィーヴィング

 移動都市ロンドンでオールドテクをかき集め、秘密裏に兵器を開発する男。キャサリンの父であり、へスターに命を狙われる。


アナ: ジヘ

 反移動都市同盟を率いるメンバー。ヘスターの母に恩があり、ヘスターを救い出す。

キャサリン・ヴァレンタイン: レイラ・ジョージ

 サディアスの娘。父の悪事に気づき、阻止しようとする。

シュライク: スティーヴン・ラング

 ヘスターを育てた人造人間。ヘスターのことも人造人間にする約束をするが、ヘスターに裏切られ、追いかける。


[基本情報]

 監督:クリスチャン・リヴァース

 配給:ユニバーサル・ピクチャーズ

 制作年:2018年

 時間:2時間8分


[内容]

 移動都市ロンドンは採掘都市を飲み込んでいた。そこの住人ヘスターはロンドン実力者のサディアス・ヴァレンタインを恨んでいた。ロンドンに飲み込まれて、都市に入った機にサディアスを刺しに行く。一刺しできたが致命傷には至らず。さらに攻撃をしようとしていた所をトムの妨害に遭い失敗。ヘスターは逃げていき、廃棄口から外へと落ちていく。ヘスターを追いかけていたトムはサディアスに突き落とされ、移動都市から落ちてしまう。

 落ちたトムはヘスターと行動を共にすることになった。ロンドンに戻ろうとするが、追っ手は攻撃をしてきていたため、身を潜める。翌日、サウジーに遭遇して必死に逃げていく。その窮地を救い出してくれた一味は人身売買の賊だった。ヘスターが競売にかけられたところにアナが現れ、ヘスターを救い出す。次には約束を破ったことに怒り狂うシュライクの襲撃に遭う。

 その頃、サディアスはオールドテクをかき集め、メドゥーサと呼ばれる兵器を作り上げる。そして、壁の槍の向こうにある反移動都市同盟を壊滅させようと侵攻していく。それを阻止しようと、アナらと共にトム、へスターが向かっていくのだった。


[感想]

 描写は古代なのか、未来なのかどちらとも言えない感じ。大自然の中にポツンと都市が動いている。移動都市が古びた感じをしているからなのかもしれない。それは、ハウルの動く城を思わせる。しかし、実際には未来の物語で、作品の中では過去の貴重な像としてミニオンの像が現れたり、賞味期限がとっくに切れているが食べて問題ないと言われるトゥインキーズなど、現在に存在するものが登場するあたりは馴染みやすかった。

 移動都市ロンドンが襲撃したことに気づき、急いでその場から退去するために採掘都市が変形して移動し始める場面は、自然な動きで車輪が出てきたり、駆動系が準備されたりして行って、見応えがあった。

 全体的には、へスターが常に追いかけられている感じ。最初はトムに追われ、次はロンドンの護衛に追われ、次はサウジーと呼ばれる南の賊に追われ、助けられた一味の人身売買の場から逃亡して、さらにはシュライクから逃亡し、攻撃に転じるのかと思いきや、再びシュライクの攻撃から逃れ、ロンドンのメデューサによる攻撃を止めに行くために敵の攻撃をかわしながら接近していく。後半は攻めに転じるものの、それでも若干、劣勢の中での展開って感じ。その逆境最後まで耐え忍ぶのだから、へスター、かなりの生命力。シティボーイと呼ばれてやわな感じのトムも、後半は立派なパイロット。

 戦争のような、虐殺のような、弱肉強食の世界観が強い展開の中で、いろんな犠牲を払いながらも最後はお互いが受け入れ合っていたのは、嬉しい結末。生き残るための強さ、正しいことのためなら親にも反論するなど、若者たちが活躍する作品でした。


 鑑賞日:21年2月23日


 皆様の感想もぜひお聞かせください!


 それでは、また明日!


 
 
 

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