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映画『北斗の拳』控えめな描写の北斗神拳

  • 執筆者の写真: Dancing Shigeko
    Dancing Shigeko
  • 2021年6月2日
  • 読了時間: 3分

更新日:2024年10月13日

 こんにちは、Dancing Shigekoです!


 英国ではコロナによる死者が0人になった。いよいよコロナ収束が見えてきたということでしょうか。日本も早くそうなってほしいです。


 今回は映画『北斗の拳』を紹介します!


[基本情報]

 監督: トニー・ランデル

 配給: 東映

 制作年: 1995年

 上映時間: 92分


[登場人物]

ケンシロウ: ゲイリー・ダニエルズ

 北斗の拳の使い手。ユリアを助けるためにサザンクロスを目指している。

 ちょっと美形過ぎたかな?もう少し寡黙で無表情さがあっても良かったように思う。


シン: コスタス・マンディロア

 南斗聖拳の使い手。サザンクロスを支配している。

 銃を使うのは!といきなり突っ込みたくなる展開。原作もそうだったろうか。

ユリア: 鷲尾いさ子

 ケンシロウの恋人でシンに囚われている。

 英語では”ジュリア”と呼ばれているのが興味深かった。


リン: ナロナ・ヘレン

 盲目の少女。ケンシロウと出会い、目が見えるように治療してもらう。

 そういう設定になるのか。


[内容]

 ケンシロウはシンを追って南に向かっていた。途中、バットと出会い、彼の住む街へ攻め込んできていたシンの手下を倒し、ケンシロウもまたサザンクロスに向かう。そして、シンと対決する。

[感想]

  原作が日本の漫画の実写化作品。

・廃れた世界を再現

 荒れ果てた街並みやサザンクロスの街などは原作を再現していると感じる。ケンシロウの胸の傷跡にやや厚みがある部分には違和感を覚えたけど、許容範囲。悪党たちがややきれいにまとまっている感じだっただろうか。もう少し薄汚く仕上げても良さそうな気がした。

 ジャッカルの頭がぶくぶくしていたのは、ケンシロウに一度頭を叩かれていたのだろうか。と疑問を感じる人物もいたけれど、ケンシロウのかの有名な"お前はもう死んでいる"のセリフがあったのはよかった。


・原作から変えた展開

 まず驚きの場面はシンがリュウケンを倒す場面。まさかの拳銃。原作もそうだったかな?全く覚えていないけど、拳術が中心のはずのこの世界で銃が登場したのが意外。もしかして、シンとケンシロウが戦う時も拳銃が出てくるのではないかと、不安が増す場面だった。実際には銃はこの場面だけだったので、よかった。

 次にリン。盲目以外に、話さなかったように思うのだけど、実写版リンはよく話す。しかも歌う。あれ?って感じだった。さらになぜかリンの叫びとケンシロウが繋がっている。そんなに特別な関係だったかな?疑問が深まる。そしてトドメの驚きは、リンの体にリュウケンが憑依して、メッセージを発する場面。若干、リンが別次元の人物に感じられた。

 原作から異なる一番の展開は、バットが死んでしまうこと。そこまでにもっと存在感を出していたら、バットの死に涙も出てくるのかもしれないと思う。しかし、たくさん活躍していたって感じでもなく、やられてしまっても仕方ないのかと感じだった。


・足技が光る

 ケンシロウの戦う姿で特に印象に残ったのが?足技の多さ。拳で殴ることよりも回し蹴り、飛び蹴り、ハイキックなど多種多様な蹴り技が披露される。こんなにケンシロウは足技が多かっただろうかと原作に対する記憶を探る。原作でどうだったかはさておき、実に柔軟な足技は見応えがあったし、それに華麗なキックと感じた。

 逆に北斗百裂拳が軽い感じのパンチの連打だったのも印象的。もっと一発一発が重たいイメージのある百裂拳、映画ではとてもふわっとしている感じだったのが予想外。その後に、内部から破裂するのは一緒なのだけれど、ちょっとパンチ自体が軽い感じだったのが、物足りなさが残った。


 漫画を実写にすると、比較してしまいがちだけれど、適度長さに仕上がっているので、一度見てみるのは良いと思う作品でした。


 鑑賞日:2021年5月30日


 皆様の感想も是非お聞かせください。


 それでは、また次回!


 
 
 

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