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映画『ブリッジ・オブ・スパイ』冷戦時代を体験

  • 執筆者の写真: Dancing Shigeko
    Dancing Shigeko
  • 2020年11月29日
  • 読了時間: 2分

更新日:1月31日

 こんにちは、Dancing Shigekoです!


 国内女子ゴルフの最終戦が行われていました。上田桃子選手が上位に食い込み、渋野日向子選手も三位タイと来年につながりそうな終わり。応援している選手が上位に来てくれるのは嬉しいものです。


 さて、今日はトム・ハンクス主演映画『ブリッジ・オブ・スパイ』を紹介します!


[内容]

 冷戦の時代。アメリカ政府がソ連のスパイを拘束した。一方的に処分したのでは不公平とみられるとして、弁護をすることになったドノヴァン。その事で、米国からは裏切り者とみられるようになる。しかし、その後、ソ連で捕まったパイロット、パワードとの交換交渉に再びドノヴァンが任命される。時同じくして、東独に拘束された学生のプライヤーも同時に解放するようドノヴァンは交渉し、見事に交渉を成立させる。

[感想]

 政治が絡んだ難しい内容。こういった史実をもっと勉強したいと思うきっかけを得る。

特にソ連と東独と米国との冷戦がどのように始まり、どのように終わったのか。その辺りが掴めると、この作品の内容の理解も進むと感じた。また東独が何をしたかったのか、歴史的な背景を知っているとより一層楽しめるように感じる映画。

 それと印象的だったのはルドルフ・アベルという人物。あの人の絵描きの趣味が良かった。特に自画像に力を入れているのだけれど、最後にドノヴァンにあげた贈り物がドノヴァンの人物像だったあたりがとても趣があった。

 そして地味に表情が厳しいドノヴァンの妻メアリー。彼女は常に夫の事を信じて、深くは疑わず、ただただ無事に戻ってきてほしいと願う辺りの環境づくりがいい。そういう心の妻がいてくれたら安心して仕事を頑張れていたのだと感じた。仕事を成功させている男性の影には、こうした支えとなる女性がいるものなのだと感じさせられる。

 異国の地で、しかも治安が不安定な時期に一人交渉に回されたドノヴァン。コートをひったくられることから始まり、それでも無事にその場をしのぐ対応力。そういったところに交渉術があったのだと思う。東独に入るときの割り込み方も半端なかった。正午に約束しているという言葉だけで、割り込んで行ってしまうのだから。そういう過去に知られざる偉業をやってのける人がいたのだから面白い。歴史上の出来事と言うのはいろんな捉え方ができる。


 鑑賞日: 17年5月1日


 皆様の感想もぜひお聞かせください!


 それでは、また明日!


 
 
 

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