こんにちは、 Dancing Shigekoです!
今回は映画『インディペンデンス・デイ リサージェンス』を紹介します!
[内容]
あれから20年、人類はエイリアンの技術を使って発展していた。そして独立記念日、月の防衛基地の前に、謎の球体の宇宙船が現れた。やすやす撃墜したが、続いて奴らの宇宙船が現れた。4800㎞と言うとてつもない大きさの宇宙船が地球に降下し、コアを目掛けて穴を開け始めた。地球防衛軍はその宇宙人の侵略を阻止するために総動員で戦いに挑む。
[感想]
<1回目鑑賞時>
映画を見に行くと新作の予告が漏れなく見られる。映画館での予告で知ったのかな、IDRは。まさかの続編に驚きつつも興味を持ったのは今年に入ってからだっただろうか。こういうSFはIMAXで見ることに価値があると思って公開当初から見に行こうと予定していてやっと見てこられた。
印象に残ったのは、やはり前回大統領だったビル・プルマン。人類同士が争いをしなかったこの20年間は尊いといったその発言には今の社会に対するメッセージが含まれているように思う。テロ、内戦などがある現実社会に対するメッセージなのだと感じる。破茶滅茶映画って感じだけれど、決してメッセージが無いのではないと感じる瞬間だった。
続いて期待、希望を捨てずに戦えば必ず結果が付いてくると。後ろ向きにならずに前向きでいようって言うメッセージもまたいい。
アルマゲドンのキャプテン・シャークが今回、大統領を引き継ぐってのが興味深い人選。アメリカ大統領は一足先に女性大統領が登場しているあたりは時代の先取り感、あるいは政治への思いを感じる。
ジェイクが兵器のドッキング後、倒れてくるのを阻止する無茶っぷりは前段に簡単なイベントを盛り込んだのだろうねって言う脚本は、参考になる構成。攻勢に出て、劣勢に立たされ、新たなメンバーの活躍で状況を打破して再び攻勢に出て、と言う展開はいかにも。ジェイクら宇宙防衛軍が宇宙船に突っ込んでいき、敵の猛攻に遭い苦戦を強いられる。今度は宇宙船の中に入り込んで爆撃を狙うものの罠にはまり全滅。てっきりジェイクなど見るからに主役級のメンバーがやられたのかと思いきや、戦闘機から脱出して白兵戦をしているあたりとか。さらには第三の宇宙人の存在が、味方になるとか、敵の敵は味方って無茶な設定でもなんでもあり感が笑えた。ダミーの信号におびき寄せると言う作戦とか。みんながそれぞれに良さを出して、活躍をするのが非常に印象的。
それと時の流れを感じる。ウィルは亡くなり、その息子が活躍。ウィルの奥さんは健在だったけれど今回の襲撃で亡くなってしまうとか。多くの犠牲も払っている。月の防衛基地は全滅だったもの。
テンポよく、破茶滅茶の中にも自然な展開と言った感じの構成に飽きがくる事なく最後まで楽しめた。
<2回目鑑賞時>
ジェイクはソー?それともアメイジング・スパイダーマン?そんなことが気になりながらの鑑賞。主人公たちは一の時の大統領の娘だったり、パイロットの息子だったりと。でもあまり前作のようなテイストはなく。はちゃめちゃという印象。多分、映画館で見たときも同じ感想を抱いたように思う。きっと何度見ても感じることは一緒の作品ということだろうか。
オーキン博士は、相変わらずちょっと行ってしまっている感じだし。デイビットの父親は天然すぎる感じだし。デイビットも何か物足りないキャラに様変わりしてしまった感じがあるのは、なぜだろうか。特徴が少なくなったというか。ただのトラブルメーカー感がある。それにあの考古学者。出てくる人たちがパンチが効いていないと言うか。スクールバスに乗って逃げる子供達も中途半端な感じ。そして最後のおきまりのみんなで雄叫びをあげる。それだけのためにたくさんの人物が出てきた感じに受ける。うーん。続編は盛り上がりにかける典型的な作品なのかもしれない。もちろん、それが悪いと言っているわけではないのだけれど。
何か、物足りない感じがしてしまうのも事実。
鑑賞日:2016年7月27日 / 2018年6月11日
皆様の感想もぜひお聞かせください!
それでは、また次回!
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