こんにちは、Dancing Shigekoです!
今日は長閑な天気ですね。
さて、今日は映画『TIME/タイム』を紹介します!
[あらすじ]
スラムに住むウィル。そのバーに100年以上も時間を持つ富裕層のヘンリー・ハミルトンが姿を現わす。彼から時間を取ろうとするギャングのフォーティス。その様子を見ていたウィルはヘンリーを助ける。ヘンリーは一部の人が長生きするためには、多くが確実に死なないといけないという現実に嫌気がさしていた。彼は自らの時間をウィルに分け与え、自殺するのだった。時間を受け取ったウィルは富裕層が住むブロック4のニューグリニッチへといく。ポーカーで時間を稼ぐウィル。勝負で負けたワイスは、ウィルをパーティに誘う。そこで娘のシルビアを紹介。シルビアはウィルの富裕層らしからぬ行動に惹かれていて、行動をともにする。その時、時間管理局のレオン捜査官がウィルの元に現れる。ヘンリー・ハミルトンの時間を盗んだ容疑で逮捕にきたのだった。しかし、ウィルは逮捕される前にシルビアを盾にとって、逃走するのだった。
[感想]
時間が通貨の世界というこの世界観はかなり新しい。母親の50歳の誕生日。お祝いをするためにバス停で待っていても乗ってこない母親を探しにいこうと勤務先の方に向かって走るウィル。向こうから走ってくる母親はあと少しのところで時間を使い切ってしまい死んでしまうというこのシビアさ。バスの運賃が二時間に変わり、一時間半しか残っていなかったために乗れなかった母親が二時間かかる距離を走って移動するって、その覚悟ときたらかなりのもの。走っても間に合わないとわかっていたらどうするものだろうか。やっぱり走るだろうか。
フォーティスとの一対一の対決。腕相撲的な戦い。わざと自分の残り時間を見せておいて、カウントダウンが始まり、集中を途切らす瞬間に腕を逆転させるというテクニックとかは見もの。この世界にしかない様々な設定が実に興味深い。時間を分けてもらったボレルが一年分もお酒を飲んだために死んでしまったという皮肉あり。グレタは時間をくれたウィルの責任と考えてみたりする展開は実に面白い世界だった。結末はちょっとばかり?って感じではあったものの、時間が通貨という世界観は、新しく興味を持ってみることができる作品でした。
鑑賞日:18年10月5日
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それでは、また明日!
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