こんにちは、Dancing Shigekoです!
緊急事態宣言が一部解除される可能性が出てきました。順調に感染が減ってきていると言うことでしょうか。
さて、今日は東野圭吾作品、加賀恭一郎シリーズ 小説"祈りの幕が下りる時”を紹介します!
[内容]
荒川の河川敷で焼死体が見つかる。
捜査に当たった加賀と松宮。身元を調べて行くと1人の男が挙がってくる。その人物について調べて行くと、徐々に加賀の母親とのつながりが見えて行くのだった。
そして事件が解決に向かうに連れ、加賀の母親の過去が明かされて行くのだった。
[感想]
加賀恭一郎シリーズ、最新刊。これまでの一連の加賀シリーズから、家族の過去が語られるようになった今回の作品は、どこか加賀シリーズの終わりを告げているようにも感じられる。警視庁に戻ったという事実もまた、そういう含みを感じずにはいられない。加賀の母親を知る男の焼死体。もちろん、すぐにそれが加賀の母親を知る男とは繋がらないのだけれど、この展開が実に読み応えがあった。12の橋の謎、そこに行き着くまでの浅居博美の回想。それぞれの話の見せ方が、とても上手で早く次を知りたいと思わせる内容だった。
読了日:19年11月7日
皆様の感想もぜひお聞かせください!
それでは、また明日!
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