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小説『新参者』個々の出来事が繋がっていく

  • 執筆者の写真: Dancing Shigeko
    Dancing Shigeko
  • 2021年1月10日
  • 読了時間: 1分

更新日:2023年3月3日

 こんにちは、Dancing Shigekoです!


 今日は図書館に行きました。緊急事態宣言が出ると、図書館もまた閉館してしまうのでしょうか。心配ですね。


 さて、今日は東野圭吾作品 加賀恭一郎シリーズ『新参者』を紹介します!


 前作の感想はこちら→赤い指


[内容]

 日本橋署に異動した新参者の加賀は人形町で聞き込みをしていた。事件と直接関係がなさそうなことを熱心に調べて回っていた。

 その頃、日本橋署では殺人事件の捜査本部が設置されていた。捜査に参加した警視庁の上杉は、噂を聞いてた加賀の捜査の様子を見て、失望していた。

 しかし、加賀の捜査の結果が、事件の真相に近づけていくのだった。


[感想]

 9章からなる本作品。個々の章では、加賀が一つの小さな出来事を解決していく。そこには、その出来事に関わる人たちの細やかな物語があって、一章毎に読み終わると心温まるものを感じる。

 そして、最後の章で、殺人事件の操作が行われていることが描かれる。そこまでの八章の出来事が少しずつ繋がっていく。時系列も多少の前後があって、それがまた面白い。

非常に良くできていた作品で読み終わった後に、ただ一言。加賀恭一郎すごい、そしてこの文章の構成、東野圭吾氏はすごいと。

またじっくりと読んでみたい一冊。


 読了日:2019年10月22日


 皆様の感想もぜひお聞かせください!


 それでは、また明日!


 
 
 

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