こんにちは、Dancing Shigekoです!
今日は東野圭吾作品 小説『放課後』を紹介します!
[あらすじ]
高校で教師をしている前島の近くに、鉢植えが落ちてきた。これで3度目であった。自分の命を狙っているものがいる。そう思って前島は、しばらく洋弓の顧問をパスして帰宅するようにしていた。しかし、大会前でぜひ見にきて欲しいと、キャプテンの杉田恵子にしつこく頼まれ、前島は三日ぶりに顧問として部活に顔を出す。いつもより長めに部活が行われていて部室に道具を取りに行った杉田は、部室で生活指導の村橋が倒れているのを発見するのだった。
[感想]
女子高が舞台のこの作品、部活の大会に向けた練習や、体育祭のための出し物の準備を熱心に取り組む生徒たちの描写を読んでいると、自分の高校時代を思い出して懐かしい気持ちになった。一方で、この中の世界ほど思い出に残る生活が出来ていただろうかと、当時を振り返って少しばかり羨ましく感じる部分もあった。
そう言った日常にありそうな生活を描写しつつ、殺人事件という非日常が上手に重なって描かれていて、その出来事すら現実の延長線上のように感じるリアリティを感じる作品でした。
読了日:20年4月18日
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それでは、また明日!
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