こんにちは、Dancing Shigekoです!
週末の夜、いかがお過ごしですか。
今日は小説『探偵ガリレオ』を紹介します!
[内容]
第一章 燃える
若者たちが集まって話が盛り上がっていると、その中の一人 良介の髪が燃えるのだった。なぜ、彼の髪は突如燃えたのか。その謎を解くために帝都大学 物理学助教授の湯川は、友人である刑事の草薙からの相談を受けて、華麗に解決していく。
第二章 転写る
中学校の文化祭に精巧にできたデスマスクが展示されていた。その出来の良さに、草薙は湯川のところに、相談にきていた。湯川は現場に足を運び、その作り方を謎解きしていくのだった。
第三章 壊死る
高崎邦夫は不自然な姿勢で湯船の中で死亡していた。一体、何が起きたのか、湯川は颯爽と事件を解決していく。
第四章 爆ぜる
海岸で遊んでいると、沖で火柱が上がる。どのようにして爆発が起きたのか。科学を駆使して湯川が解き明かす。
第五章 離脱る
上村の息子 忠弘は家から出られない生活を送っていた。しかし、彼の描く絵には重要な事件のヒントが隠されていた。動けない彼がどのようにして、現場の絵を描くことができたのか。湯川の助けを求める草彅だった。
[感想]
五つの事件、五つの視点。どの物語も話の進め方が違くて、読み応えがあった。その部分がすごい。こうして人が死ぬと言う部分はやや残念な感じではあるけれど。もっと人が死なずに湯川の謎解きが楽しめる作品だったらいいのだろうけれど。それでもこういった純粋な謎解きというのは読んでいて楽しめた。そして実験してみたいって思ってしまう部分もある作品でした。
読了日:17年10月16日
皆様の感想もぜひお聞かせください!
それでは、また明日!
Comments