こんにちは、Dancing Shigekoです!
今日は東野圭吾著 小説『名探偵の掟』を紹介します!
[あらすじ]
名探偵天下一が大河原警部と、推理小説の中の人物と、外の人物の二つの顔を見せながら事件を解決して行く。密室の謎、ダイイングメッセージ、バラバラ死体の謎解きなど、推理小説で登場するあらゆるパターンの殺人事件を彼らの解説付きで謎解きして行くのだった。
[感想]
読者に語りかける展開と、小説の中の人物として事件の謎を解く展開とが混在する話の進み方が独特の作品。真面目な話をしているようなおちゃらけているような捉え所の難しい展開という言い方もできる。この作品の中には、東野圭吾自身のミステリーに対する挑戦状が散りばめられていたような印象もある。この中で問題提起された謎解きが、個々の小説の中で取り上げられて行くという風に捉えると、実に深い作品という印象。
読了日:20年1月7日
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それでは、また明日!
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