書籍『「最速で考える力」を東大の現代文で手に入れる』目次紹介
- Dancing Shigeko
- 2021年5月17日
- 読了時間: 3分
更新日:4月10日

こんにちは、Dancing Shigekoです!
東京・大阪でワクチンの大規模接種の予約が始まりました。これでワクチン接種が少しでも加速しますように。
今回は書籍『「最速で考える力」を東大の現代文で手に入れる』の目次を紹介します!
[基本情報]
著者:相澤理
出版社:KADOKAWA
出版年:2017年
ページ数:237ページ
[目標]
次々と行動に移す考え方のヒントを見つける
[目次]
第1部 「最速」のインプット力を鍛える 資料・メール・会話の要点を掴む
プレ・トレーニング
言葉の<サイン>を見極めて「最速思考」を手に入れる
文章の<濃淡>が見えると大事な部分がすぐに分かる
言葉の<サイン>をとらえると、相手の「主張」が瞬時に頭に入る
「最速」で考えられる人は、内容より言葉の<サイン>を優先する
限られた時間で要点を押さえるトレーニングを
トレーニング1
資料を「最速」で読めるようになる「指示語」のサイン
重要なのは<幅の広い指示語>
<幅の広い指示語>が出てくる箇所とは?
トレーニング2
相手の話に具体例が出てきたら要注意!
文章は<具体>と<抽象>のくり返し
「主張」は<抽象>にあり!
「たとえば」が出てきたら探すものは?
トレーニング3
物事の"結論"を素早く読み取る方法
「AつまりB」は単純に<A=B>ではない!
「主張」はあくまでも<抽象>
トレーニング4
否定されているものご分かれば、「主張」が何かよく分かる
日本語の<リズム>に敏感になると、文章がスッと頭に入る
「ではない」にはバリエーションがある
トレーニング5
「定義」のサインに気づくと重要なことがすぐ分かる!
定義される言葉は絶対重要
定義するのは共有される言葉
第2部 「最速」のアウトプット力を鍛える プレゼン・相手への説明で的確に伝える!
プレ・トレーニング
アウトプット力とは「要点を簡潔に伝える力」だ!
何を求められているのか考える
「どういうことか」の説明には4種類ある
限られた時間内でいかに問題解決するか
「無駄な部分を削ぎ落とす」方法
東大現代文が求めることは、社会人が普段求められることと同じ
トレーニング6
具体例を「一般化」するのが、簡潔にまとめるコツ
<抽象>化・一般化をすれば、他の問題解決のスピードもアップ
トレーニング7
「なぜそうなの?」と言われない伝え方
答えは問いの中にある!
「理路整然」を心がけると、「最速」で相手に伝わる
トレーニング8
無駄なアウトプットをなくせば、「要点」はすぐに伝わる
できる人のアウトプットは「つねに短い」!
思い切って言い換えることがアウトプットを効率化する
トレーニング9
「逆説」を使いこなせると「最速で考える力」の質が高まる
最も重要な「術語」=<逆説>を使いこなす
<逆説>の理解が問われるのはなぜ?
<逆説>からしか新しいものは生まれない
[注目ページ]
P.21
「~でなければならない」「~べきである」といった強意の表現がこれにあたります。「~ではなかろうか」といった疑問を用いた表現も同様です。「実は」という文語に添える語も、「一般的にAと考えられているが、実は(=本当は)Bだ」という形で、Bが<大事なところ>である<サイン>になっています。
文末で大切なところを見極めるというのは、あまり意識できていなかった部分。活用したい知識。
[全体感想]
トレーニングの項目では、東大の過去問とその解説が丁寧に紹介されている。じっくりと何度も繰り返し読み、理解を深めるのが良いように思う一冊。
[振り返り]
今回はいったん、流し。そんな中でも文末に注目するようにしたら、少し読み方が変えられると感じる一冊でした。
皆様の感想もぜひお聞かせください!
それでは、また次回!
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