こんにちは、Dancing Shigekoです!
国内ドラマ『アトムの童(こ)』をみ終わって新たな作品に着手してみる。
今回は国内ドラマ『罠の戦争』第1話を紹介します!
[内容]
犬飼大臣の第一秘書を務める鷲津は、犬飼が大臣就任後初となるパーティを開催していた。彼が最大限犬飼のサポートをしていた。そんな中、鷲津の息子 泰生が歩道橋から突き落とされて大怪我を負う事故が起きる。仕事をなんとか調整して見舞いにも行く鷲津だったが、犬飼から今回の一件は事故ということで片付けてほしいと言い出す。
鷲津は許さないと考え、犬飼をどん底まで突き落とす行動をとり始めるのだった。
[感想]
政治家の秘書と大臣の駆け引きを描く第一話。
・大臣になる人の秘書
犬飼が大臣になっている。彼が大臣になれたのは、単に裏方の頑張りがあるからだと思う。特にすごいのが第一秘書の鷲津。パーティで会う人々で一度会ったことのある人の顔はもちろん、背景、近況なども情報を持っている。そして犬飼が挨拶する時に一言耳打ちする。
そうやって人脈を広げていく。台本なども全て鷲津が用意している。それで、本人の言葉だと言えるのか。活躍する政治家というのは、鷲津のような優秀な秘書が裏にいるのだというのを感じる展開。
・家族との時間も確保
仕事をこなしつつも家での時間も取るように心がけている。しかし息子が転落して入院したと聞いた時にはすぐには向かうことができず、だいぶ遅れてから病院へ。当日の出来事となると、さすがに仕事を抜け出しづらいことがあるみたい。それでもちゃんと向かう。すぐに抜け出せなくても妻への連絡をこまめに取っている。状況を伝えてあげられるから、安心していられるのかもしれないけれど。
今日中と言われるような仕事が降ってきても、文句を言わずにこなして、帰りも急ぐ。こんな仕事の仕方は理想的なのかもしれない。
・献身から敵意に変わる時
しかし、鷲津の努力は単に仕事としか見られていないのか、犬飼は自分に都合の悪いことが起きると手のひらを返して、脅迫。息子の転落は事故であって、突き飛ばされたのではないと。そういうことで片付けておいてくれ、と頼み込みにくる。土下座をしてお願いして、了承を得る。
断ったら、分かっているよね?と仕事を取り上げたり、収賄について仄めかしたりと、手段は選ばない感じ。権力で説き伏せようとするスタンス。
尽くしてきた相手にいともあっさり手のひらを返されたら憎しみに変わるだろうね。息子の事故を揉み消そうとしている。さすがにダメだと思うのだけれどね。
鷲津の反逆がどんな形で結末を見るのか、政治の世界の垣間見られそうで楽しみになる一話だった。
皆様の感想もぜひお聞かせください!
それでは、また次回!
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