こんにちは、Dancing Shigekoです!
東野圭吾の秘密とは違う。
今回は国内ドラマ『秘密~THE TOP SECRET~』第1話を紹介します!
[内容]
#1 死者の脳は何を語る?かつてないほど切ないバディ誕生
科学警察研究所法医第九研究室・通称第九の室長・薪と副室長の鈴木は、死者の脳のデータを映像化して事件を解決する実践部隊として仕事をしていた。そこで見た情報はすべて守秘義務として扱われ、場合によってはデータとして残さず、見た記憶としてのみ残される。
石丸大臣の自殺を最初の事件として調査。自殺とされていたが、実際には射殺されていた。そのことは口外されずに終わる。
一年が経ち、初の死刑囚・露口の脳が調査される。すると冤罪だと発覚。長女・絹子がナイフを持っていたのが発覚するのだった。
[感想]
脳の記憶を映像化して事件の真相を探る1話。
・冴えない表情
鈴木が学生の頃からの付き合いの薪と一緒に仕事ができると言うのではしゃいでいる。やっとこの日が来たなと感無量といった感じ。そのトーンで薪に話しかけているのに薪はどこか冴えない表情。
最初の登場の場面でこの見せ方。これからの展開が暗く辛い道のりになるのを暗示しているように見える。その表情の意味が分かる時、どんな悲しい出来事が待ち受けているのか?
・死者の脳のデータを映像化すること
露口の娘が見つかる。薪たちを見かけて、脳の中を覗いたんでしょ?のぞきと一緒と言って、薪たちをプライベートの侵害といった感じで罵っている。
その発言を聞いた時に、なぜそこまで言うのか?と最初は思った。
しかし実際に映像化されたものを見ていくと、確かに一部の人にとってはプライバシーの侵害になるのだと理解。
殺人事件に限定して映像化するようにしてもダメなものか?
ただこれだけの技術があるのなら、実際は生きている人の記憶を映像化できるのではないかと思ってしまう。それをしないのは、それこそプライバシーの侵害?
人の持っている情報を見えるようにすると言うのは、何かと問題を持っていそう。
・秘密を抱えていくこと
薪は死者の記憶を見ても、冤罪を曲げることができないことや、大臣の死の真相を口外できないことなど多くの秘密を抱えてしまっている。その事実が重たくのしかかっている。第一話早々に弱音を吐いている。
その様子を見ていると、最初に予感した悲しい結末とは、秘密に耐えきれなくなって自殺する道なのではと感じた。どんな結末に向けて動き出したのか。
明るい結末からは遠そうな気配が残る1話だった。
皆様の感想もぜひお聞かせください!
それでは、また次回!
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