こんにちは、Dancing Shigekoです!
一緒に暮らし続けられるのか。
今回は国内ドラマ『海のはじまり』第12話(最終話)を紹介します!
[内容]
#12(最終話) 「夏くんへ」
夏は海を迎えに南雲家に向かう。そして寂しいと思うのは、そこにちゃんと水季がいたからだと認める。自分も寂しい気持ちだと伝えて、海と一緒に帰っていく。
翌日日曜日、急遽出勤することになった夏。津野、弥生、大和に海のことを任せて、仕事に向かう。
そして平日、夏と海の新たな生活が始まるのだった。
[感想]
夏と海の新たな1ページが描かれる最終話。
・寂しいのは知っているから
夏が海を迎えに行く。海が寂しいと思っていることに対して、それはママがいたことを知っているから。そこにちゃんとママがいたからなんだよ、と伝えている。
寂しい思いができるのは、その存在を知っているから。そんな辛い思いをするなら、知らない方が良かったというけれど、きっとそうではない。そういった思いができるのもまた人生。
寂しいから忘れよう、ではなく、忘れなくてもいいと思うから、自然と受け入れられる。そんなことを伝えてくれようとしているのだと感じた。
・一人じゃない
そして何でもかんでも一人でやる必要はないのだと伝えようとしているのかなと感じたのが、夏の休日出勤の時。「頼ってみよう」と呟いて、連絡した相手はまさかの津野さん。弥生には海から連絡が入っていたみたい。
では大和には誰が?明日休日出勤、とでも母親に伝えていたのだろうか。
ドラマの中に限らず、世の中には必ず誰かが力になってくれるものだと思わせる場面。日頃の困りごとを周りの人と共有しておくのは大切なことだなと思った。
夏の部屋に津野、弥生、海の3人。明らかに変な構図。そこに後から入ってきた大和。場違いだったか、と思うものだよね。なかなかコミカルな展開だった。
・後悔していない
津野が、弥生が、水季の母が、そして夏がみんな水季との出来事を思い出している。津野とは海を産んだことを後悔していない、夏に伝えなかったことを後悔していないという。産んでいなかったら津野さんに会えなかったと。
弥生は寝ている海を見て、夏の部屋で終電近くまで寝入ってしまっていた時のことを思い出している。楽しいは自分が決めること、今日は楽しかったと言って、弥生が夏の部屋から帰って行こうとしている。その出来事を覚えていたかのように、夏は弥生に、海を見てくれてありがとう。今日は楽しかった、と伝えている。
水季の母は、子が親よりも先に亡くなる気持ち分かる?と言う。そして水季が母に対して、「ごめんね」と謝っている。それまでギスギスしていた二人のわだかまりが溶け去っていく感じだったのは良かった。
そして夏は水季の手紙を読み、これから海をしっかりと支えて行こうと思っている。
無難にすっきりとまとまった形で終わったと感じる一話だった。
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それでは、また次回!
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