国内ドラマ『春になったら』第9話 タイムカプセルを残せたなら
- Dancing Shigeko
- 2024年3月25日
- 読了時間: 3分
こんにちは、Dancing Shigekoです!
次はタイムカプセル!
今回は国内ドラマ『春になったら』第9話を紹介します!
[内容]
#9 タイムカプセル発掘大作戦!娘が大奮闘
雅彦が遺影は楽しいものがいい、と言う。それで瞳が学生以来の写真撮影をする。ほっとしたのか、雅彦は姉といる時に倒れて入院してしまう。弱気になっている雅彦を元気づけようと、瞳は雅彦のタイムカプセルを掘り起こしに小学校へと向かうのだった。
[感想]
瞳がタイムカプセルを見つけてくる一話。
・自分だったら何を聞く?
雅彦のタイムカプセルが出てくる。小学生の時に入れたというタイムカプセル。50年前の自分が未来の自分へ質問を残している。その中で、100歳まで生きていますか?と質問がある。
小学生の頃にタイムカプセルを残していたなら、どんな質問を残していただろうか。小学生の頃にタイムカプセルを残す、と言うのは今からはできない出来事。こういったタイムカプセルネタを見ると羨ましく思う。
今の自分が、10年後の自分にメッセージを残すのでもいいのかもしれないけれど?何かに残してみようかな?
・葬式の準備を進める
雅彦が葬式の準備をしている。岸と打ち合わせ。もっと明るくパーっとやりたいという。瞳に葬式のことを聞かれて、自分が参加できないから、事前にしっかり準備しておきたい、と言っている。自分が参加できないと言うことをさらっと言っているその心境はいかに?
自分のことだとわかっていながら、どこか他人事のように感じているのか。自分がもう時期、死ぬと分かっていたら、自分も葬式の準備をするだろうか。遺影の心配とか、どうするのだろうか。
全く想像できない心境。少なくとも今時点の自分にとっては、覚悟できるか、自信がないという印象。これだけ爽やかに最期の準備ができたら、周りにいる人たちも少しは明るく過ごせるのかも?
・終わりが近い
まきが様子を見に来ている時に雅彦は意識を失って倒れる。そしてそのまま入院。阿波野医師の話では、ガンが肺にまで転移していて、呼吸もかなり苦しい状況だと思われると。視界もスッキリしていないと考えられるという。
何事もないような様子を見せていてもガンが確実に体を蝕んでいく。このまま退院できずに終わってしまうのか。結婚式に参加したら、終わりを迎えるのか。
ドラマとは言え、先を想像すると悲しく、苦しい思いが込み上げてくる。明るく振る舞っている瞳の心境も、心配かけまいとしている雅彦の様子も、あまりにも辛い。とは言え、ここまで覚悟をしてきているのだから、この二人は他の親子に比べたら、安らかに最期を迎えられるのだろうと思うと複雑な心境になる。
人はいつかは終わりを迎える。そこに向けて準備をすることは、幸せなことかもと思う1話だった。
前話感想→こちら
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それでは、また次回!
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