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国内ドラマ『新参者』第7話 口を塞ぐ刑事

  • 執筆者の写真: Dancing Shigeko
    Dancing Shigeko
  • 2022年7月27日
  • 読了時間: 3分

 こんにちは、Dancing Shigekoです!


 このドラマの次は何にしよ?


 今回は国内ドラマ『新参者』第7話を紹介します!


 前作の感想→こちら


[内容]

#7 刑事の息子

 上杉が道路に花を供えている。加賀はそこに現れ話を聞いていた。

 上杉は清瀬が秘書と不倫の関係にあったのではないかと疑い秘書の宮本のところに話を聞きに行っていた。しかしあまりにしつこくしていたために清瀬と揉み合いになり手を出したとして刑事を辞職させられていた。

 加賀が上杉の後を継いで清瀬に対する聞き込みを続けるのだった…

[感想]

 老刑事の過去が語られる一話。

・加賀と似た感覚を持つ上杉

 上杉が何かを隠していると考える加賀。もう一人同じように考えるものがいる。それは青山亜美。三井峯子殺害の事件を捜査している上杉がどんな人物かを調べ始める。青山が聞き込みに来たと上杉に話すと、「三流記者が何をしに来た」と反応する。その言いっぷりは加賀そっくり。他にも加賀と同じようなことを話す発言があって、興味深い。長年の経験と加賀は通じるものがあるのかもしれない。


・息子と姿を重ねる

 その上杉は息子と、清瀬弘毅に重なるものを感じている。そのために清瀬の聞き込みでも力が入ってしまったと反省。自分のことを見ているようで、手遅れになる前に息子との関係を修復させたい、そんな思いが感じられる。

 上杉もまた加賀同様に事件を通じて、不幸になっているものを元の生活に戻れるようにしてあげたいという思いがあるのを感じる瞬間。


・上杉が語る命日

 興味深かったのは息子の命日が2回あること。本当の命日は今日。加賀と会った四日前は上杉が息子を殺した日だという。息子がバイク事故を起こしたときに、目を瞑ってくれと頼み込んだことを後悔している。

 警察の息子が無免許運転で事故を起こす。それをもみ消す。こういう構図って実際に世の中でもたくさんあるのだろうか。警察の子供だから、見逃してもらうと言うのは。その結果、子供が正しい道を外して、事故を起こす。悪循環ね。やはりあるべき姿を見せることが大切なのだろうとも思う。難しい問題。

・財産分与の再検討を相談

 三井峯子は、生活に困窮しそうな気配があってお金を清瀬に請求できないか考えていた。一度は解決した件をもう一度蒸し返そうとする。その動きに気づかれて殺されたのか。考えてみたら、このドラマ、三井峯子の事件を捜査しているのに、どうもその犯人に近づいていく感じが薄いところが興味深い。

 ここまでそうみせておいて最後に全てがつながっていく予感が見え隠れするから、楽しみである。


・不倫をひたすら隠す清瀬

 清瀬が秘書との不倫をひた隠しにする理由も何か裏がありそう。今回はその背景は語られなかったものの、そろそろいろんな事実が見えてきそうな気配がある。

 いよいよ事件解決に向けて、話は展開するような流れが見えてきているだけに楽しみである。

 加賀が清瀬と接触するようになって、事件解決が近づいてきたように感じる一羽だった。


 皆様の感想もぜひお聞かせください!


 それでは、また次回!



 
 
 

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