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国内ドラマ『新参者』第2話 人形焼が語ること

  • 執筆者の写真: Dancing Shigeko
    Dancing Shigeko
  • 2022年7月12日
  • 読了時間: 3分

 こんにちは、Dancing Shigekoです!


 原作とは違った楽しみ方がある。


 今回は国内ドラマ『新参者』第2話を紹介します!


 前作の感想→こちら


[内容]

#2 料亭の小僧

 料亭「まつ矢」の小僧 佐々木修平が買った人形焼が事件現場で見つかった。加賀は餡入り餡なしの比率が7対3になっている事に注目していた。修平と女将 枝川頼子に何度も話を聞いて行くうちに加賀は真相を突き止めて行くのだった。


[感想]

 煎餅屋の次は料亭に入り浸り加賀を描く一話。

・人形焼から足取りを辿る

 殺人現場に残っていた人形焼から、料亭の見習いが浮上。どこで売っている人形焼か、そこからお店への聞き込みをして、料亭の人を見たと言う。何日が前のことでも覚えているものなのだなぁと感心。

 自分が何日か前に会った人のことを聞かれたら分かるだろうか。何人もやってくる客の中から誰がきたかを覚えている。それだけでもかなりすごいように思う。


・コーヒーの差し入れ

 佐々木修平に話を聞くために加賀はコーヒーの差し入れを持ってやってくる。微糖二つ、無糖一つ、普通二つの五つを持って、どれでも好きなものをとってくれと差し出す。

 加賀がこう言う組み合わせで差し出すと、何か裏がありそうと感じてしまう。人形焼を全部一人で食べたと言う男が無糖のコーヒーをとったら、本当に人形焼食べるのかな、と思いそう。


・看板はわさび

 料亭の料理を食べる加賀。わさびが隠し味に効いていると女将に感想を述べる。ただ紹介記事の書き方の場合は、もっと鼻にツーンと突き抜けるイメージを持っていたとコメント。女将は隠し味に使っていると言う。それならば、記事の書き方が正しくないと言って修正し始める。

 味にもこだわりがあるのが伝わってくる場面。たい焼き屋にも並んで買わないと、その本当の味は分からないと言うくらいだから、きっとこの先も食べ物に関してもコメントがたくさんありそう。


・ベテラン刑事は家族を調べる

 加賀が人形町のいろんなお店に言ってはのんびりと調べている頃、ベテラン刑事の上杉は三井峯子の夫 清瀬のところに聞き込みに通い詰め。上杉はどんなことを考えているのだろう。どんな手がかりが掴めたのか。

・わずかな発言で見極める

 最終的に人形焼と料亭の小僧の関係は加賀が明らかにして行く。わさびが入った人形焼があったと言う。それを仕込んだのが誰で、その目的がなんだったのかも、加賀は見抜いてしまう。

 その見抜くきっかけとなった発言は、ほんのひと言。この洞察力と言うか、勘はすごいと感じずにはいられない。

 普通に聞いていたら、なんてことのない一言だったと思うだけに加賀の凄さが出ていたと痛感。


 事件とは直接関係ないけれど、加賀の推理力が光る一話だった。


 皆様の感想もぜひお聞かせください!


 それでは、また次回!



 
 
 

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