こんにちは、Dancing Shigekoです!
次はどの生徒が?
今回は国内ドラマ『放課後カルテ』第8話を紹介します!
[内容]
#8 おはようも、ありがとうも、心の中で言ってる。
1年2組の外崎は学校でまったく話をしない。その症状を牧野は場面緘黙と説明する。少しずつ取り組みをしようと言って、牧野は交換日記から始めていく。
音楽祭への参加を控えさせようとも考えていたが、芳野先生は楽しい場に変えていきましょうと言って、参加できる工夫を考えるのだった。
[感想]
牧野が学校で話すことができない生徒と向き合う1話。
・先生みたいなタイプは怖い
牧野が外崎の家に行って、一生懸命になっている。その必死の様子を見て、外崎の母親が一言。娘の真愛は、「先生のようなタイプは怖いと思います」とストレートに言われている。そう言われて、帰りにミラーで表情確認をしている牧野。
無愛想な表情ながらも、結構、ダメージを受けているみたい。このちょっとした行動が、牧野の悩みを表現していて、面白い。
・仲間のはずが?
外崎が学校で言葉を発することができない。その時に外崎の心の状態を表す映像が流れる。テレビ番組のキャラでカピパラのぬいぐるみカピ太が外崎に話しかけている。彼女のことを励ましてくれているのか、と思ったら、途中、カピ太が外崎を追い込むような発言をしている。
心の外(実際の世界)も、心の内側(カピ太)も敵のような行動をとってるように感じられてしまったら、どうするのがいいのだろうか。
静かに見守るしかないものなのか。
・小1はどこまで理解?
外崎の症状を知った芳野先生は教室で生徒たちに、外崎さんはとても恥ずかしがり屋だから返事がないからと言って無視していると感じないでね、と言ったことをお願いしている。
このお願い、小1にはどのくらい響いているのだろうか。外崎の隣の男の子は、ちょっかいを出している。鉛筆を見させてもらおうと手を伸ばしている。
どう伝えるのが誤解がなく伝わるのか。小1の理解力とはどのくらいのものなのだろうか。知識の差がある小学生と大人。そういった子どもたちと向き合う先生というのは、改めて大変な仕事だと感じた。
自分の知らないいろんな症状があるのだと思う。自分の知っていることを物事の解釈の基準にするのがいかに浅はかなのかと感じる1話だった。
前話感想→こちら
皆様の感想もぜひお聞かせください!
それでは、また次回!
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