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執筆者の写真Dancing Shigeko

国内ドラマ『放課後カルテ』第7話 空気を読む時代は終わった!?

 こんにちは、Dancing Shigekoです!


 篠谷は元気いっぱいになったか?


 今回は国内ドラマ『放課後カルテ』第7話を紹介します!


[内容]

#7 お前が学校に来ようが来まいがどうでもいい

 三本がクラスで言い過ぎて保健室に逃げ込んでくる。授業にも出ずに保健室で生活をしている。そんな中、1組の担任の藤岡が牧野のところに相談に来る。園川聡が不登校になっている。健康状態も気になるから家庭訪問に一緒に来て欲しいという。

 牧野は藤岡と一緒に園川宅を訪問。園川の母親と話をした後、聡と会おうとするが会えず。なぜか三本と一緒に外にいて逃げられる。牧野はバスに乗って逃げていった二人を自転車で必死に追いかける。到着したのは、聡の父親が働いているはずの整備工場だった。


[感想]

 牧野が6年1組の生徒と向き合う1話。

・空気が読めない

 三本は自分ではなんともないと思っていることを口にして、相手を傷つけてしまっている。なぜ相手が怒ったのか、何が問題だったのかがわかっていない。そのことを牧野に話すと、その発言は普通、その発言は~とコメント。しかし正直、難しいなと一緒に悩んでいる。

 藤岡は牧野が連絡をくれないことを疑問に感じていた。そのことに対して篠谷は、牧野先生は空気を読むのが苦手なんです。でも子供たちの健康のためだったら必死になってくれる人なんですとコメント。

 空気を読む、言葉で表現されていない部分を汲み取って行動する。そういった文化は少しずつ失われ、思いはきちんと言葉にして伝えないといけなくなってきているのかもしれない。少なくともグローバルで人付き合いをするなら、きちんと言葉にすることは大切。

 これからは空気を読める人が減っていくのかもしれない、と感じるエピソード。


・親から見た子供

 何も話そうとしない子供。親は何を感じているのか、汲み取れず結果的に自分が悪いと思ってそうとしておく。そうとしておく=放置であって、見守っているわけではないのだと思う展開。

 聡の母親が、父親が出ていってから不登校になって。私にも会いたくないのでしょ、と言っている。実はそこまで酷い感情が聡にあるわけではなく、単に悲しいという気持ちをどう表現していいのかわからずにいたと言った感じ。

 お互い話し合ったら通じ合うのかもしれないところを、親は距離を取り、子供は言葉がうまく出てこなくて黙り込んでしまう。

 大人の方が歩み寄っていく努力をしないといけない、と感じた。


・自ら反省して

 三本は自分が気付かずにどんどん話をして傷つけてしまっていることを気に病んでいた。そしてみんなに素直に謝り、ダメな発言があった時には言って欲しいとお願いしている。逆に三本に言われて黙り込んでいた松井も、三本を指摘した渡邉もそれぞれに自分たちの想いを伝えて、三本を仲直りをしている。

 自分の悪かった部分を認めて、相手に素直に謝る。これはなかなかできないこと。この子供達は将来の日本を引っ張っていく大人になるのだろうと感じる力強い場面。この素直さを自分も学んでいきたい。


 親と子供の関係、子供同士の関係をよくしていくのは、言葉なのだと思う1話だった。


 前話感想→こちら


 皆様の感想もぜひお聞かせください!


 それでは、また次回!


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