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執筆者の写真Dancing Shigeko

国内ドラマ『放課後カルテ』第6話 今の自分を受け入れることから!

 こんにちは、Dancing Shigekoです!


 次はどの生徒の悩み?


 今回は国内ドラマ『放課後カルテ』第6話を紹介します!


[内容]

#6 そんな状態では見えるもんも見えないぞ

 篠谷先生は疲労で寝坊、遅刻しそうになる日が続いていた。生徒たちが全然聞いてくれないことに頭抱えながら授業をしていた。そんな中、「篠谷先生と話したら無視ねー」という紙が落ちているのを見かけて、ますます生徒たちと距離を感じ始める。

 学校帰りに寄ったコンビニで佐々倉を見かけるが声をかけられずにいた。その夜、校長から連絡があり、佐々倉が万引きしたという。

 篠谷先生はとうとう教室で倒れ込んでしまい、牧野は先生たちにお願いをするのだった。


[感想]

 篠谷先生一色の1話。

・私が頑張らないと!

 篠谷のデスクにたくさんの付箋が貼ってある。それを一つ一つ片付けていこうと必死になっている。こういう状況は、自分も会社の中でよく見かける。

 自分が頑張らないと、と必死になっている状況。しかし、これって、どうなのだろうか。組織として働いているのだから、溢れている仕事は周りに助けを求めてもいいのではないか。逆に周りが拾いにいかないといけないのではないか。

 その辺りは、教頭や校長が調整してあげてこそ、マネジメントではないのか。

 自分でやり切りたいと思うことは大切だけれど、どちらかというと組織をフル活用した方がより良いのではないか、と思う場面。


・無理をすることは返って迷惑

 結局、無理をしたためにフラフラになっていく。貧血が顕在化するほどに寝不足になっている。その状態で仕事が順調にこなせると思うのだから、頑張り屋というのは気をつけないといけない。

 こういう頑張り屋さんに対しては、周りからのサポートが大切だとしみじみ。

 その当たり前のことを、牧野先生から全教師にお願いされる。篠谷の仕事をみんな取り上げてくれと。

 せっかく、抱えている仕事内容が見える化されているのだから、体調不良になるまで頑張らせてはいけなかったのでは?と感じる。

 組織運営の現実が見え隠れする一場面だった。


・先生だからと言って

 篠谷の根底には、先生だから生徒に頼られる存在でないといけない。そのためには何でも答えられるように、何でもできるようになっていないといけない、といった理想を持っている。

 牧野はその理想ばかり見ていないで、現実の自分を受け入れて、身の丈にあった接し方をするのでも良いのでは、と指摘している。

 先生だから、先輩だから、上司だからって全てができるわけではない。分からないこと、できないことも曝け出して、お互いに助け合えるようにすることが、コミュニケーションの中では大切なのだと感じるエピソード。


 篠谷先生の様子を見て、一人ががむしゃらに頑張らないといけない仕事の仕方を変える意識をみんなが持っておきたい、と思う1話だった。


 前話感想→こちら


 皆様の感想もぜひお聞かせください!


 それでは、また次回!


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