こんにちは、Dancing Shigekoです!
水本の心を受け止めることができるのか。
今回は国内ドラマ『放課後カルテ』第5話を紹介します!
[内容]
#5 お前が傷つくくらいなら、こいつを傷つける方がいい
牧野先生は、樫井真琴のことを思い出していた。インフルエンザと診察したものの2週間も熱が下がらず、再診に来る。その時の対応で父親から不信感を買い、子供からは怖がられる。
そして現在、牧野は部屋に籠る水本にドアの前から声をかけていた。水本は自分の思いをぶつけてくれる。学校に来てくれるまでになる。
担任の篠谷は水本の父親に連絡を入れる。なんとか説得して、牧野と一緒に面談をするのだった。
[感想]
水本と向き合う一話。
・牧野はあの頃から変わったのか?
牧野が病院で医局長から注意をされていた時のエピソードが描かれる。人の気持ちがわからないのかと牧野に言う事になった経緯が明らかになる。その頃は、患者の父親の顔も見ず、症状だけ伝えて、あとは知らない、と言った感じ態度だった。
その頃から、今の牧野はどう変わったか。
無愛想ではあるけれど、子供たちと向き合って話をしている。篠谷の意見にも文句を返しつつも、その意見を取り入れるように心がけている。
無愛想なのは、不器用なだけなのでは、と感じる。
水本が、先生ありがとう、と言いに戻ってきて、その言葉を聞いて、涙がうっすらと浮かんでいる。牧野は決して機械なんかではなく、必死に子供の命を、子供たちを守りたいと思っているだけなのだと感じた。
・牧野がよかったと返す
水本の父親がやってくる。牧野が彼に対して、「あなたは見えていない、のではなく、見ていない」と指摘をする。畳み掛けていく牧野の言葉に、水野の父親は「あなたは何も分かっていない。羽菜は俺の子供なんだ」と反論してくる。その反応を見て、牧野は「よかった」と安心している。
教師だけでも、医師だけでも水本を守ることはできない。親と三者で協力しないといけない。だから、親の自覚があることはすごくよかった、と言うことなのだと思う。あの切り返しはすごいと思った。怒鳴り返されても怯むことなく、冷静な反応で相手の心を引き込む力。こう言うのが話す力なのだと感じた。
・はっきりと言ってもらいたいもの?
水本は両親が喧嘩していて、不仲なのを知っている。その理由が自分にあるのでは、と言う不安を感じている。親がはっきりと子供に言わないために悪い想像が先行して、自分はいらない子なんだと思い込んでいる。
このやりとり、実に印象的。子供と親。こう言ったやりとりをしたことのある家庭も多いのでは?子供とどう向き合いのが良いのか。実に考えさせられる場面だった。
家庭環境に悩みを抱える水本が、笑顔になっていく様子が印象的な一話だった。
前話感想→こちら
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それでは、また次回!
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