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執筆者の写真Dancing Shigeko

国内ドラマ『放課後カルテ』第3話 時には辛抱も大切!

 こんにちは、Dancing Shigekoです!


 なおに何をしたのだろう?


 今回は国内ドラマ『放課後カルテ』第3話を紹介します!


[内容]

#3 お前の責任なわけがない

 冴島は牧野に弟を助けてくれなかった理由を聞いている。変な噂を立てて学校にいなくなれなくしたら、病院に戻ってもらえると思っていた。先天性心疾患と診断された弟 直明は牧野先生を慕ってくれていて笑顔を見せる。その弟を見捨てたと思っていた。

 冴島は直明が一時退院して帰ってきたのを喜んでいた。しかし母親は一切の無理を禁止していた。少し外に行こうというのも認めない。母親が出かけて行った時に少しだけ散歩しようと言って冴島は直明を公園に連れていく。さらに小学校の前を通ったときに、直明が行きたがるのを見て、立ち寄る。ちょっと目を離したすきに直明がいなくなり、探し回る。

 学校に行ったことを母親に話したら、冴島は軽蔑の目でビンタをされ、冴島は翌日、学校から帰らなくなるのだった。


[感想]

 冴島啓(姉)と直明(弟)の関係を描く一話。

・無愛想でも好かれる

 野咲が保健室で睡眠をして出ていく。だいぶ規則正しくいい眠りになってきている、と牧野がコメントしている。その様子を見て、野咲が「先生は子供が嫌いでしょ?でも、先生のこと信頼している。どうして小児科になったの?」と話しかけている。そんなにストレートに嫌い、と聞かれて、どう感じたか。不器用なだけで、本心は子供達の健康を第一に考えているのだと思う。

 こう言った子供たちの働きかけによって、牧野は少しずつ変化していくのか。


・弟が倒れた原因は自分

 冴島啓は自分が直明を無理に外に連れて行ったから病気が悪化したと思っている。そのことがずっと気になっている。直明が入院生活をしていることが常に心の片隅に引っかかっていて、気持ちが晴れずにいる。退院できると聞いて、喜んで帰っていくけれど、公園に行こうみたいなことを言おうものなら、母親に叱られ、また落ち込んでいる。

 そんなに自分を責めなくても良さそうなところ。他人のせいにするよりは、はるかに感心な心がけではあるものの、病気に関しては、不可抗力というものもあるだろう。小学生にはまだその発想になるのは難しいということか。

 

・母親の思いを汲む

 牧野は母親が冴島に叱りつけている様子を見て、一緒になって冴島は悪いやつだと言う。ただそれは弟・直明のことを思ってのこと、母親が笑顔になるのを見たくてのことだとコメント。さらに母親自身も、直明を人一倍愛していて、小学校に送り出す日を待ち望んでいるのだと言うのを汲んであげている。

 牧野が人の気持ちがわからないことはなく、ただ伝え方が無愛想なだけなのだと改めて思う。


 牧野節が少しずついろんな人に浸透して行っているのが伝わってくる1話だった。


 前話感想→こちら


 皆様の感想もぜひお聞かせください!


 それでは、また次回!


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