こんにちは、Dancing Shigekoです!
24年秋ドラ 日テレ土曜9時枠作品を鑑賞してみた。
今回は国内ドラマ『放課後カルテ』を紹介します!
[基本情報]
原作:日生マユ『放課後カルテ』
脚本:ひかわかよ
音楽:得田真裕
主題歌:wacci「どんな小さな」
演出:鈴木勇馬、西岡健太郎、苗代祐史
サウンドデザイン:石井和之
特殊メイク:梅沢壮一
アクションコーディネーター:柴原孝典
チーフプロデューサー:松本京子
プロデューサー:岩崎秀紀、秋元孝之、大護彰子
協力プロデューサー:大平太
制作協力:オフィスクレッシェンド
製作著作:日本テレビ
[登場人物]
牧野峻:松下洸平
関東医科大学病院で小児科をしていたが、東多摩第八小学校に異動。学校医として働く。
篠谷陽子:森川葵
東多摩第八小学校6年2組の学級担任。
[内容]
牧野は大学病院から小学校の学校医に異動を命じられる。無愛想で人の心を読めない牧野を先生たちは不安視するが、牧野は子供たちの体調に真剣に取り組む姿勢に生徒たちは少しずつ牧野に溶け込んでいくのだった。
[感想]
無愛想な元大学病院勤めの医師が学校医として奮闘する作品。
・真剣に向き合うことが大切
牧野先生は無愛想。言葉遣いも雑で、小学校の学校医としてやっていけるのか、と先生の間では心配されている。しかし生徒たちにしてみたら、真剣に自分の病気と向き合ってくれて、信頼できる先生と見られる。
人付き合いで大切なのは、いかに真剣に向き合うことなのか、というのを感じる。言葉遣いや愛想ではなく、その生徒を見る真剣さ。篠谷先生は逆に愛想よく振る舞うことにばかり意識が行きすぎて、空回りだった印象。無理しすぎて倒れてしまうこともあり。
牧野先生と生徒たちの関係を見ていると、何が大切なのか、というのを考えさせられるものだった。
・生徒たちの思い
いろんな生徒がそれぞれに思いを抱えている。学校へ行きたいけど行けない。弟が入院していて気に掛ける姉。気づいたら眠りに落ちてしまう生徒。両親の関係が影響して、自分の居場所を見失っている生徒など、いろんな生徒がいる。
子供と言え、皆立派な一人の人間。自分たちの考えを持っていて、その自分の考えに基づいて行動している。
自分とは異なる発想の行動を見かけたときに、自分の価値観を押し付けるのではなく、相手にも何か考えがあるということを意識することが大切と思った。
・出会いあれば別れあり
4月に小学校にやってきた牧野先生。それから1年間というスパンで描写される。3月になり、元々いた保健の先生が産休から戻ってくるというので、3月の卒業式で、牧野先生は小学校を去っていく。
ドラマの中心人物の小学生たちも卒業していき、中学生の生活が始まるところまでが描かれて終わっていく。
先生にとっては小学生たちはやがて卒業して去っていく。卒業を意識した生活というのが伝わってくる。出会いあれば別れあり。先生という立場はそう言った出会いと別れを繰り返す立場。ずっとやっていても、毎年、その別れがずっしりと心に残るものなのか。
どんな心境で一年を過ごしているのだろう。
牧野先生と生徒たちのふれあいを通じて、子供たちの考えが見えてくる作品だった。
[各話感想]
第2話 生徒に命の脆さを!
第3話 時には辛抱も大切!
第4話 誰も信じられない!
第5話 牧野、心動く
第6話 今の自分を受け入れることから!
第7話 空気を読む時代は終わった!?
第8話 急がず慌てずその子のペースで!
第9話 手術のためには!?
第10話(最終話) 卒業!終わりは新たな始まり!
皆様の感想もぜひお聞かせください!
それでは、また次回!
Comentarios