こんにちは、Dancing Shigekoです!
週末にもう一話鑑賞したい!
今回は国内ドラマ『掟上今日子の備忘録』第5話を紹介します!
前回感想→こちら
[内容]
#5 忘却探偵が秋の絶景小旅行…
須永昼兵衛の原稿を探すイベントが11年ぶりに開かれることになった。掟上今日子はそのイベントのことを知って参加する。
隠館厄介は今日子と共に軽井沢の須永の別荘へと向かうが、作創社の重信から須永の死を知らされる。厄介はそのことを今日子に知られないように必死に隠しながら、原稿探しを続けるのだった…
[感想]
厄介が今日子との旅行を少しばかり楽しむ一話。
・記憶はいつから
これまでのエピソードでも何度か登場している須永昼兵衛の小説。須永の話で盛り上がったと証言していた水泳のインストラクターのエピソードの時にも感じたことだけれど、今日子は一体いつから記憶がリセットされるようになったのか。結構はっきりと一定の時期から前の須永作品についてははっきりと覚えている。
逆にそう言った会話をつなげていけば、いつから記憶がリセットされる体質になったのか紐解くことができる。それを厄介はしないのだから、優しさなのか?
掟上今日子の記憶がリセットされるようになったのは、何がきっかけだったのか、というのはこのシリーズ最大の謎だけに気になる。
・生粋の須永ファン
記憶がリセットされるようになる以前から須永ファンになっていたと思われる今日子。須永の別荘に着いて大喜び。小説と照らし合わせながら、この部屋は何々とか、第何回の須永イベントの時は、本人が女装して登場したなどなど、とにかくいろんな事を嬉しそうに話す。
こう言った一つのことに強い思い入れがある人たちの描写を見ると、いつも羨ましく感じてしまう。自分にはない感覚だからなのだと思う。
・ヒントから宝探し
四つのヒントから原稿を隠している場所を探す。限定された場所の中で、ヒントを頼りに何かを探すと言うのは、実にシンプルでいて、楽しいものだと思い出す。
子供の頃によく家の至る所にヒントを隠して、宝探ししたのを思い出す。このエピソードのヒントは一枚の紙に四つヒントがあると言う点は自分の宝探しとは異なるけれど、それでも楽しいだろうなぁと思いながら鑑賞していた。
・死の報道を隠す
厄介は須永氏の死を重信から知らされていたけれど、今日子に言うのを控える。それはショックを受けるのを抑えようと思った優しさなのか、ここまできてイベントが行われないとなって今日子さんに帰られるのは、辛いと言う自信の欲のためだったのか。
どちらにしても、死を知らされたら掟上今日子はどう感じていたのだろう?昔からのファンだと言うところから、ショックを受けるのだろうか。自分には想像できなかった。
・粋な仕掛け
原稿探しの末、見事に掟上今日子は発見するのだけど。その見つかった原稿の細工が興味深い。なかなか凝った仕掛けで、発見した人はきっと感動すると思わせるもの。若干、いつの時代の映像だろうかと思う部分はあったけど、面白いことを考えると感じた。
隠館厄介と掟上今日子の関係が少しばかり進展した?と錯覚する一話だった。
皆様の感想もぜひお聞かせください!
それでは、また次回!
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