国内ドラマ『対岸の家事』第4話「悪気はない」が招くすれ違い
- Dancing Shigeko
- 7 時間前
- 読了時間: 3分
こんにちは、Dancing Shigekoです!
次はどんなハプニングが?
今回は国内ドラマ『対岸の家事』第4話を紹介します!
[内容]
#4 持つ者は持たざる者の気は知らず?
苺が鼻水とくしゃみをしている。蔦村医院に診察に行こうとなる。苺は蔦村医院の受付・蔦村昌子に会えると言って楽しみにしている。詩穂は、昌子が周りから赤ちゃんはまだかと言われているのを気にかけていた。
詩穂は子宮がん検診のためにレディースクリニックへ行く。そこで昌子と会う。妊活していることを周りに言わないで欲しいと頼まれて、もちろんと答える。ところが、別の日に昌子がクリニックに行っているところを目撃した近所のおばあちゃんが噂を広める。その噂の出所を昌子は詩穂だと決めつけて、彼女を無視するのだった。
[感想]
隣の芝は青く見えるを題材にした1話。
・周りから赤ちゃんまだと聞かれること
昌子は蔦村医院の先生・修司と結婚して保育士を辞めていた。そして医院の受付を手伝っている。修司の父が体調を崩して診察ができなくなっているというので、修司が小児も内科も見ることになっている。その状況を見て、早いこと孫ができたらいいのに、と周りのおばあちゃんたちが気に掛ける。それで患者たちは昌子に赤ちゃんはまだなの?と声をかけている。
悪気はない、とは言え、聞かれて不愉快なことは世の中たくさんあるもの、
今回のエピソード、この”悪気はない”のだとは思うけど、と言って口を閉ざす発言がなん度もみられた。悪気がなかったら、なんでも言っていいのか?相手の気持ちを想像できなくなっている人が増えているということなのか。
・相手の立場を100%分かることはできない
もっとも相手の立場を100%理解することは不可能なわけで、そこで諦めるか。歩み寄れるように頑張るか、どっちかという話だと思う。
分からないなりに、相手に歩み寄る。それが詩穂のスタンス。長野から相手の気持ちをわかることはできない、解決するのは本人の問題と割り切る接し方もあるのだろう。しかし、相手のことを理解しようとする努力があってもいいのではないか。
詩穂のように何か、おかしいと感じて行動に起こすことがあっていいのではないか、と感じる。
・時には逃げ出すことも大切
詩穂が気合いを入れて昌子に会いに行く。相変わらず患者たちからしつこく赤ちゃんのことや妊活のことなどを聞かれている昌子がそこにいる。
そこで詩穂がとった行動。自分はおばあちゃんたちに文句を言うのかと思っていたら、まさかの昌子を連れて逃亡。
詩穂なりに考えた行動。この辺りが詩穂らしさと言う感じで実に巧妙。周りに嫌な気持ちを与えさせるのではなく、とりあえず環境を変えるというスタンス。
時には逃げるのも大事と感じさせてくれる内容だった。
詩穂のおっとりとした性格が周りを穏やかにしていくのを感じる1話だった。
前話感想→こちら
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それでは、また次回!
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